- 石川 智
- オフィス石川 代表
- 高知県
- ファイナンシャル・プランナー
対象:保険設計・保険見直し
おはようございます。石川です。では前回の続きから。
前回は以下のリンクを参照に。
先進医療がついている医療保険に入っていれば、必ず先進医療が受けられるでししょうか?
例えば、白内障の眼内レンズに関する先進医療があります。
これを高知県で受けようと思うと、今通っている病院に紹介状を書いてもらか、通っている病院に行くのをやめて、その病院に切り替える必要があります。
文章にすると簡単に見えますが、これが誰のアドバイスも受けずに、さらっとできるかどうか。。。
また、がん治療に有効な先進医療に「粒子線治療」があります。
大変優れた医療技術なのですが、これを受けるにも「紹介状」がいると思います。
飛び込みで受けられる種類のものではないからです。
主治医の先生に「受けたい」といっても簡単に紹介状を書いてもらえるかどうか、わかりません。
また、がんの罹患状況や進行状況でも受けれるかどうかわからないのです。
にもかかわらず、最近の医療保険には必ず先進医療特約が付き、「お得感」をアピールした営業トークが聞かれます。
先進医療を受けれるかどうか判断ができない場合は、セカンドオピニオンが有効でしょう。
これもさらっと文章にすると簡単そうですが、重たい病気で塞ぎ込んでいるときに、ネットで調べ続けることができるかどうか。
例えばこのサイトなどを利用するとかでしょうか。
最近の医療保険には「付帯サービス」がつくケースがあります。
価格競争をするよりは、セカンドオピニオンサービスやカウンセリングサービスなど、契約者が「まさにピンチになったときに」、大きな力になります。
先進医療を受けれるかどうかを確かめるときにも利用できるかもしれません。
単純に先進医療をつけるだけでなく、このように「給付の時に役に立つ」サービスのある商品を選ぶことも大事なのではないでしょうか?
「医療保険に先進医療をつけました」という保険商品と、「先進医療を受ける際のお力になれるサービスもつけました」、皆さんには同じ価値でしょうか?
価格競争の果てには何があるのか、これは生命保険の分野でも同じなんです。
ではまたお会いしましょう。
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