- 別所 諒
- ビジョン・コンサルティング 別所諒 主宰
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:営業
「思考は現実化する」というのはある意味で真実だ。
ので、思い込みをなくせば人生は好転すると言われるので、本を読んだりセミナーに出かける人が多い。そこでは自己投資の有効性が語られるので、お金を払うことにためらいがなくなる。こうしてまんまと術中にはまるわけだ。
自己投資の有効性を否定しない。しかし、ビジネスの観点から考えれば、少ない投資でより以上のリターンが原則だから、思い込み(固定概念)をはずすのに、そんなにお金を払う必要があるか?と言えば、僕はないと思っている。
で、(無料で)あなたの固定概念を取り払ってみたいと思う。
まずは、あなたが自分の固定概念だと思っている事柄を上げてもらいたい。
ここで小休止。考えていただきたい。
チッ、チッ、チッ、チ・・・・(舌打ちではない。時計の音のつもり)
さて、もうはずれたのがおわかりだろうか?
自分で「固定概念」だと意識した瞬間に、他の考え方もあることを認めているのだから、すでに固定概念ではなくなっている。
例えば、「成功するために努力が必要だ」ということを固定概念だと意識することで、自動的に「それほど努力しなくても成功することもある」と考えているということだ。
後は、どの考え方を採用するかを決めればいい。
ところが、もっともはずしにくい固定概念は、「自分の人生はすべて思い通りにいくわけではない」というものだ。他人の成功パターンを知っても、自分に当てはめるのは難しい。
で、自己投資の第二の落とし穴に落ちる。
やはり、メンタル面の強化にお金と時間を使ってしまうということだ。
(自己成長なんて言っている人のほとんどは、いい話を聞いて気分を高揚させているだけ)
現実世界での成功とは、他人に評価されるべき実務の能力(スポーツなら記録や採点)が生み出すものだ。スポーツ選手がメンタルトレーニングに力を入れているが、競技の練習以上にメンタルトレーニングに時間とお金を使っている選手なんていない。
ところが、一般人はやってしまうのだ。
だから、僕はメンタル面は無料、実務で結果を出すことで報酬を受け取っている。
さて、固定概念ははずれただろうか?
はずれたなら、必要なものが見えてきたのではないだろうか?
(こんな話は、コンサルタントやコーチを職業にしている人に怒られそう、でも文句も受け付けます。コメント欄でどうぞ)
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