耐震リフォームのチェックポイント コラム⑥ - 耐震検査 - 専門家プロファイル

菊池 猛
株式会社 アイジーコンサルティング 不動産インスペクション課 課長
静岡県
中古住宅専門家

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対象:住宅検査・測量

伊藤 裕啓
伊藤 裕啓
(一級建築士)
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閲覧数順 2024年04月19日更新

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耐震リフォームのチェックポイント コラム⑥

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業者選びのポイント

耐震補強は目に見えない、形の無いものを販売して、事前に工事の仕上がり、耐震効果を直接見て確認できないという特徴があります。ですから耐震補強工事を検討する場合は、会社選び(実績・有資格者など)が何よりも肝心です。業界に携わる者として、皆さんが安心して耐震補強工事が出来るように環境を作り上げていきたいと考えます。会社選びのポイント、耐震補強工事と家屋補強工事の違いも参考にしてください。 

チェック1 業者登録を確認!

 建設工事業者の免許(建設業許可番号)や建築士事務所登録の有無を確認しましょう。

チェック2 有資格者を確認!

 一級・二級建築士、一級・二級施工管理技士の在籍を確認しましょう。また、行政で認定された補強相談員の資格も重要です。 

チェック3 施工物件・実績を確認!

信頼・安心できる業者を選ぶことが大事です。依頼しようとお考えの業者の情報(実績や仕事内容など)をホームページ等で確認しましょう。実際に施工した現場を見学させてもらいましょう。施工後の感想なども聞くと業者の評価も分かりやすく、参考になると思います。実際に施工中の現場があれば見学するのもいいでしょう。  

チェック4 見積もり金額の確認!

見積金額が一番安かったという理由で業者を決定し、後日欠陥や手抜き工事が判明し問題が起きるケースがあります。優れた商品やサービスを提供するためにはそれなりのコストがかかります。安ければ安いなりにどこかに問題があるということです。見積書の内容も確認しましょう。内訳明細書がない見積書を提出してくる業者は避けるべきでしょう。お客様の大切な住宅ですので、価格だけでなく内容を重視して選ぶことをお勧めします。 

チェック5 工事写真の有無を確認!

基本的に耐震補強工事は構造体の工事となりますので、内装がキレイに仕上がったあとには確認できません。逆に言いますと、どんないい加減な工事をしても分からないのです。邸名、日付、工事内容などを明記した看板とともに箇所ごとの工事写真を撮影し、それを工事終了後に提出してくれているかを確認してください。工事を真面目に誠実に行なっている業者であれば、喜んで提出してくれるでしょう。逆に拒んだりする業者は要注意。自分達の工事に自信がない証拠です。

チェック6 保証・アフターサービスの確認!

 工事の保証内容を確認しましょう。工事後もケアをしてくれるか、アフターサービスの体制も確認してください。会社の経営体力など総合的に判断してください。

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