勝ちパターンの確立-PCログで分かるできる社員、できない社員- - コラム - 専門家プロファイル

渋田 貴正
株式会社アントレプライト 代表取締役 中小企業アドバイザー
東京都
組織コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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勝ちパターンの確立-PCログで分かるできる社員、できない社員-

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先日とある不動産会社で、売れる社員と売れない社員の違いはなんだろうと質問されました。

現場でのトークなど、属人的な能力の差が原因である場合は多々あると思います。
しかしそれだけでしょうか。私は売れる社員と売れない社員の違いは、業務の進め方にも原因があるのではないかと考えます。
業務をうまく分散させ効率的に進め、新規顧客開拓に力を入れている社員がいる一方で、なんでも自分で行ってしまうばかりに業務が滞り、新規顧客開拓まで手が回らない社員もいます。

しかし、その状況を経営者が把握するのは困難です。営業担当者が2,3人ならまだしも、10人ほどになってくると、業務の進め方まで把握するのは不可能に近いのではないでしょうか。さすがに一人ひとりにGPSをつけるわけにもいきません。

とはいえ、社員にまかせっきりでは業務は属人的になってしまい、企業は単なる個のカタマリになってしまいます。業務の一部始終を把握することは困難だとしても、どこかで窓をつくって、社員の業務が「見える」ようになることが必要です。

大まかでも社員の業務プロセスが把握できれば、なぜこの社員は成績がよいのか、売れない社員はどこが足りないのかといったことの原因がわかってきます。
これが把握できれば、業務プロセスの標準化も可能です。勝ちパターンのスタンダードモデルを構築し、社員に周知することで、企業全体の成長が実現できます。


一つ一つのプロセスを見てここのスキルが足りないというより、まずは業務プロセスを概観的に見て、できる社員とできない社員の違いを明らかにすることが必要です。
ここが明らかになったのち、弱いプロセスについては、なぜできないのか、どこが足りていないのかということを一つ一つ見ていくのが流れです。

業務プロセスの把握はITツールを使えば、ある程度は可能です。しかし、それが「見える化」されたあと、どのようにアクションをとっていくかが本当に重要な部分であり、経営者に強いリーダーシップが求められる部分でもあります。分析して社員の業務が見えるようになった、そこで満足しても何も変わりません。見えた後の取り組みこそが、その後の企業の成長にとっての要所となります。

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