7.部下に自信を抱かせるには?(6) - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

松山 淳
アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
東京都
経営コンサルタント

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対象:人材育成

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7.部下に自信を抱かせるには?(6)

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「自信を抱かせる」【inspire confidence】(6)



「自信」には「自己評価」が大切であり、その「自己評価」は、

 1.自分を愛する
 2.自分を肯定的に見る
 3.自信を持つ

という3つの要素から成立することを述べました。
そして、「自己評価」を構成する要素に「自信を持つ」がある通り、
「自己評価」と「自信」の関係は、やはりループ構造になっている
ことがおわかりになると思います。
そして「自信」の特性は以下の2点でした。

 1.主観的(自分がどう感じているか)
 2.流動的(いかようにも変わるもの)

これらのことを整理し、理解したという前提で、
自信を抱かせるポイントを簡単に見ていきます。
ここでは、代表的なものを3つだけ述べます。

 1.自信は行動から生まれることを理解させる
 2.挑戦したことを評価する風土
 3.失敗から教訓を引き出してあげる

順を追って説明します。

1.自信は行動から生まれることを理解させる


「心身一如」
という言葉がある通り、心と身体は密接に関係しています。
心は身体に影響を与え、身体は心に影響を与えます。
運動すると気分がすっきりします。
掃除をすると部屋が奇麗になり気分が壮快になりますが、
その過程で、身体を動かしていることも、その要因です。
人は動くと、感情が変化します。
「自信」とは「自分がどう感じているか」ですから、
「感情の問題」とも言えます。
ですから、行動してゆくことが大事です。
じっとしていて「自信」がムクムク湧いてくることはありません。
小さな成功体験を積み重ねていくことで「自信」は培われます。
部下に「自信の母は行動である」ことを「経験」から
理解させられたら、部下の自信はより強固なものになっていきます。

                     つづく>>>

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