【最強ビジネスモデル】計算機をクリアにする。 - 新規事業・事業拡大全般 - 専門家プロファイル

星 寿美
プラウドフォスター株式会社 代表取締役
東京都
経営コンサルタント
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【最強ビジネスモデル】計算機をクリアにする。

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 【最強ビジネスモデル】  2012.04.04 No.0348
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誰もがある「ボタン」を持っている。
そのボタンを押されると
感情的に「反応」してしまうのだ。

それは人によって違う。
ある人は、別の人が発する褒め言葉
に反応することもある。

だから、非常に難しい。

だれも相手を傷つけたり怒らせたりするつもりで
言葉を発していないので、
ボタンを押された事に対して憤慨しても、
なんの解決もしない。

その反応は
自分の過去の経験から
感情に結びついているものなので、
それを人に説明する事も
自分で分析する事も難しい。

なぜ、こんな話をするかと言うと
実は身近な友人と年に何度か喧嘩をする。

いつも仲直りするし、
実は喧嘩できる友人がいることに
感謝もしている。

安心して本音を言い合える仲だから。

そして、数回繰り返すと
さすがにパターンが読めてくる。
それで、このような事に気付いた。

ボタン自体は
自分の過去と感情が結びついているが、
そのボタンが押される要因には、
タイプ(性格)の相性などもある。

関係性や距離感もある。

同じような事を言われても
反応する場合としない場合があるからだ。

無意識で心理ゲームになっている場合もある。

このように様々な要因で
「ボタン」は押され反応する。

子どものように
怒りたい時に怒って
泣きたい時に泣けばイイとも
言えなくもないが、
私は、できれば自分は「反応」することを
極力減らしたいと考えている。

そもそも、なぜその「ボタン」を持っているか
原体験に気付くだけでクリアされると
聞いた事がある。

だから反応するたびに自分に気付くチャンスとも
言えるのだが。

感情が反応した時に
まるで計算機のクリアボタンを押すように、
ゲームのリセットボタンを押すように、
さっと元に戻す事ができないか
それを真剣に考えてみた。

それで、ある話を思い出した。

タイガーウッズは
プレーで決定的な失敗をした時に、
3秒で平常心に戻るという話だ。

それで気付いた。

そうか、一流はどんなに心が乱れても
プレッシャーを感じても
瞬時に自分に還ることができるのか、と。

私は一流を目指しているので
心が反応することを、そのバロメーターに
したらいいと思った。

喜怒哀楽を平坦にしたら
それは、とてつもなくつまらない。

怒を減らせば、その振り幅で喜も減ると言う。

だから
感情を押さえ込むのではなく
自分に還る時間を短くしようと思うのだ。

・ミクロ的視点からマクロ的視点に移動する。

・ふっと一息ついてリラックスする。

・一流を目指していることを思い出す。

など、計算機のクリアボタンに変わる
アイデアは次々と浮かんで来た。

こうなると
次の自分の反応が楽しみになる私。

計算機をクリアにするための
ユニークな方法があったら
ぜひお教えいただければと思う。

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■今日のまとめ

・一流の人はどんなに心が乱れても
 プレッシャーを感じても
 瞬時に自分に還ることができる。

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