- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
会社で指導されている先輩や上司の皆様は、その意味を説明できていますか。
中には、個性を主張したくて、茶髪という新入社員も居られるのではないでしょうか。
職種にもより、自由な服装が許されている職場もあると思います。
しかし、一般に営業は、ビジネススーツです。
なぜ?
そんなの、分かっているという方も多いことでしょう。
当たり前のことですが、念のため、私なりの解釈を下記に述べます。
営業は、会社の代表です。
どんな人と会うかもしれません。
上場企業の社長様と名刺交換する場面もあり得ます。
今は、若い方の服装に肝要になったと言われていますが、中には、厳しい方もおられます。
前回から、「第一印象が大切」と述べていますが、服装でそれを台無しにしてしまうこともないとは言えません。
だから、どんな立場の方からも受け入れられる服装が、営業の基本です。
それは、決して高価なものを着なさい、と言っているわけではありません。
新入社員にふさわしいフレッシュな服装、それが好印象に繋がります。
ちなみに、私は工場の現場に出入りする営業が長く、会社には作業着がありましたが、意識的にビジネススーツで訪問していました。
もちろん安物ばかりです。
なぜか、というと、ビジネススーツで現場に行って作業をしていると、現場の担当者が助けてくれるのです。
スーツのまま、現場のコンクリート地面に座り込むと、必ずと言って良いほど、綺麗な段ボールを持ってきてくれます。
また、クレームで油まみれの機械にもぐりこんで作業をしようとすると、ほとんどのケースで、現場担当者が手伝ってくれます。
お客様には、「ビジネススーツが作業着ですから、」と言っても、クレームで怒っていても、助けてくれるのです。
助けて欲しいからではなく、印象付けることが目的でしたが、ビジネススーツも、効果的な使い方ができますよ。
間違いなく、お客様の現場担当者には、覚えられましたから。
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