恋愛セラピストのあづまです。
恋愛がうまく行かなかったり、
仕事がうまく行かなかったり、
人生がなんだかツイていなかったり、
そんなときに、一度自問してみてほしいことがあります。
それは、「私は素直な感情を感じているだろうか?」ということです。
人間は感情に従って行動していますから、感情がずれていると行動もずれてしまうのです。
人に叩かれたときに「嬉しい」と感じてしまったら、叩かれるような行動が増えてしまいますね。こんな極端なことはそうそうないですが、実は私たちは、気づかないうちに感情の使い方を間違えているのです。
まず、クイズに答えてみてください。
(1)次のシチュエーションで感じるべき「正しい」感情はどれ?
いつもなら、彼からメールがある時間帯。今日はメールがない。
「必ずメールするね」と言っていたのに・・・
【A】怒り(イライラ) 【B】寂しさ 【C】不安(恐怖) 【D】悲しみ
(2)次のシチュエーションで感じるべき「正しい」感情はどれ?
彼の浮気が発覚!どうやら3年も二股かけ続けていたらしい。
しかも、ばれたら居直った。反省なし。友達は別れた方がいいよ
とアドバイスしてくれている・・・
【A】怒り(イライラ) 【B】寂しさ 【C】不安(恐怖) 【D】悲しみ
一応、模範解答は(1)【B】 (2)【A】です。
それ以外の感情が完全に「間違い」とは言い切れないのですが・・・
しかし、(1)の状況で怒りが出てしまう人や、(2)の状況で不安ばかり、悲しみばかり感じるという人の中には、感情に問題のあるクセを持っていて、ニセモノの感情ばかり感じている場合があります。
感情の役割を考えてみると、よく分かります。
怒りというのは、相手との距離を離す感情です。
ですから、(2)のケースでは、もうお別れするわけですから、怒りが出てきて、その後、お別れしたら悲しみが出てくるのが素直な感情の動きです。
寂しさというのは、相手に愛情を求める感情です。
ですから、(1)のケースでは、彼からの連絡が無くて寂しい、そう感じるのが素直な感情の動きです。しかし子供時代など、人生のどこかで、寂しさを感じないように封印してしまうと、寂しさが怒りに化けて出てくるようになります。
あるいは、設問には入れてないですが、悲しみは、喪失を受け入れる、お別れのときの感情です。もしも、すぐに悲しみばかり出てくるとしたら、これもまた、感情のバランスが崩れているのです。
自分の感情のパターンを冷静に見つめてみましょう。そして、、もしずれているとしたら、子供時代の感情を整理する「インナーチャイルドヒーリング」や「ゆるしのワーク」を行ってみると、行動を変化させ、苦しみながら変化していく道よりも、スムーズに変化できるかもしれません。
このコラムに類似したコラム
失恋した元カレが忘れられないときの解決方法2 阿妻 靖史 - パーソナルコーチ(2012/10/07 21:00)
「与えることは受け取ること」 ルーク 平野 - 恋愛アドバイザー(2013/12/09 13:00)
恋愛心理学:男と女の違い~女と男の心理はどこに違いがあるか?1 阿妻 靖史 - パーソナルコーチ(2013/04/21 21:00)
男女の友情はあり得るか?1 阿妻 靖史 - パーソナルコーチ(2013/03/15 14:00)
心の力について 2 阿妻 靖史 - パーソナルコーチ(2013/02/15 14:00)