”先の話”にご注意を! - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2017年11月19日更新

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”先の話”にご注意を!

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今日は取材時の失敗例を紹介します。


社長や役員クラスの取材などで、難しい説明を要する質問に無事対応できた際、或いは聞かれたくない切り口を聞かれずに取材が終わろうとしている時などに、ついほっとして失言してしまうケースがあります。


取材対応した本人からすると無事難関を乗り越えられたという安心感からのリップサービスという感覚なのでしょうが、その一言で大きな損失を被ることがあります。


良くあるのは”今言わなくても良い先の話”をしてしまうこと。


もしその先の話の方が面白ければ、今まで取材していたネタが無駄になってしまうこともあります。これは未だ先の話なので書かないでくれと言われても、ニュース性が大きいと記者が判断すれば書かれてしまうのは言うまでもありません。


もちろん、”待ってくれ!”と記者に対して要望は出せますが、これは”発表できる段階になれば一斉発表ではなく独占的に情報を与え、独占的に発表する権利を渡す”という意味と言えます。


こうなるとせっかく用意周到に発表の準備をしていたにも拘らず一人の記者に話をしてしまうことで、発表の方法やタイミングなどを一から検討せざるを得なくなります。


もし仮に、この案件は大きなニュース性なので一記者に話すのではなく、広く一斉発表すると判断したとします。そうなると先に情報を掴んでいて独占報道権を得ていた記者からは、信用を逸するだけでなく、これまでの人間関係などは吹き飛び、一気に敵になる可能性があります。


大きな発表で全般的にストレートやそれ以上の論調で書かれているのに、1社だけストレートではない、ネガティブな論調で書かれている記事がある場合があります。発表前に発信者側と何かあった場合によくあるケースと言えます。


また一斉発表時は他社同様、ストレート記事は書くものの、その後の検証記事で毒を吐くというケースもあり、良かれと思って発したリップサービスが企業価値を落とすことになると十分に認識する必要があると言えます。


日頃からリップサービスの多い取材対応者がいるところは、事前に注意を促してみては如何でしょうか。


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