住宅保有と賃貸の比較 住まいの環境選び - 家計・ライフプラン全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:家計・ライフプラン

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閲覧数順 2024年04月19日更新

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住宅保有と賃貸の比較 住まいの環境選び

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ライフプランと家計 収入・支出について

今回は3回に分けて、再度住宅購入と賃貸生活の比較を取り上げたいと考えました。
理由は、住宅ローンの支払いが滞っている現況が新聞で取り上げられていること。
また、その住宅ローンは変動利率が過半を超えたことなどによります。
また、質問サイトでも、シングルの女性からマンション購入と賃貸の優位性を問われて回答した経緯から、住宅(マンション含む)を保有する要件を整理してみました。

まず、我々の成人後の生活ステージと住宅の関係を考えました。
○生活ステージは一般的な進み方として、
① シングルのステージ⇒ ② DINKSのステージ⇒ ③ 子供を育てるファミリーのステージ⇒
④ お子様達が独立して夫婦二人になるステージ⇒ ⑤ 高齢者の二人が暮らすステージ⇒
⑥ お一人様の老後のステージ⇒ ⑦ 誰も居ないステージ、が考えられます。

全ての方がこのステップを進むわけではありませんが、①と⑥⑦は殆どの方が進むステージです。
この場合、必要な住宅の条件考えますと、広さの点では最低でも①から1LDK⇒2LDK⇒3~4LDK
⇒2~3LDK⇒1LDK、そして最終は老人ホームなどへの転居が必要と思われます。
そのほかに、転居が必要になるものとして、転勤、転職、病気の療養、親の介護などが考えられます。

○住まいの環境は
①と②は仕事場への通勤が楽な場所、または通勤時間はかかっても、レジャーが楽しめたり自然が豊かな場所、

③は育児・教育環境が良好な場所、④は③の引き続きの環境でもよいのですが、

⑤以降は、文化施設の充実、買い物が容易、情報集中する、そして病院などの医療施設が近い、車に乗らない移動が可能(75歳以上の運転はリスクが大きなものになります)などの特性を考えると都会・都心が適しています。

⑦は借家であれば処分が容易です。相続を考えた場合には、売却が容易(お子様が住むとは限りません)、分割が容易などの要件が考えられます。

これらを考慮すると、生活スタイル・ステージからは、成人後の70~80年間の間に4回~6回の転居が必要なことが分かります。

一番長く使用する可能性が高いのは④+⑤のステージ(概ね25年程度)ですが、⑤のステージで
はバリアフリーやフラットなフロアー、またはエレベーターがついた家屋となります。

セミナーやご相談は根拠の明示と実証データでお話しています。
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毎月、資産運用・ライフプランのセミナーを開催しています。
宜しければご参加下さい。
http://www.officemyfp.com/seminerannai.htm

文責
ファイナンシャル・プランナー  日本FP協会認定CFP(R)
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイサー
宅地建物取引主任者
独立系顧問料制アドバイザー 吉 野 充 巨
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.html

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