
- 増井 真也
- 建築部門代表
- 建築家
対象:住宅設計・構造
先週から進んでいる事務所の改装工事がいよいよ完成を向かえた。
今回の一番のお気に入りは国産栂の一枚板。厚さが70㎜で幅が約900mm、長さは3800㎜ほどの見事な無垢材である。テーブルの脚はスタッフの池上君と一緒に約半日で作り上げたのだが、栂の柱材、米松の梁材を組み合わせて、なかなかの出来栄えである。壁には本棚にする為の米松の棚板を設置。あちらこちらに散在していたこれまで購入した書籍の類を一同に並べてみると、ますいいリビングカンパニーをスタートしてから11年の思考の過程が走馬灯のように思い出される。
来週になると私のデザインした栗材の椅子が8脚届く予定である。これまた、非常に楽しみなところだ。