それは、急性ストレスと''慢性ストレス''の違いをご紹介することで見えてくるのではないでしょうか。
たとえ話でぬるま湯につかったカエルの話があります。
カエルを熱いお湯に入れるとびっくりして飛び出しますが、水からゆっくり沸かしていくと、熱くなるのに気付かずに逃げるきっかけを失い、最後にはゆで死んでしまうそうです。
それと同じように、熱いお湯である「急性ストレス」は認識しやすいので一時的な影響しか与えませんが、ぬるま湯的な''「慢性ストレス」''は認識しがたくじわじわとカラダに悪影響を及ぼしていくという潜在的な危険性をはらんでいます。
仕事上の失敗や新たに生じた不満などは、はっきり自覚している「急性ストレス」は自覚していることが多く、自律神経を慢性的に緊張させるようなことはあまりありません。
自覚出来ない程度の軽い精神的疲れや責任の重さなどは、長い時間をかけて静かにたまっていく潜在的な「慢性ストレス」です。このような自覚できない慢性ストレスの方が、ボディブローのように、自律神経に負担をかけているようです。
つづく。
山中英司
治療院のホームページ http://www.hikaichiro.com/
私のブログ http://hikaiyamanaka.blog73.fc2.com/
治療院のブログ http://hikaichiro.blog73.fc2.com/
治療院外活動ホームページ http://jocoso.jp/hikaichiro/
このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
- 陽開カイロプラクティック
「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
045-981-4431
「カイロプラクティック」のコラム
原因不明の体調不良(めまいや吐き気)・・患者さまの声(2018/04/02 13:04)
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)臨床報告 vol2(2013/08/20 16:08)
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)臨床報告 Vol1(2013/08/17 16:08)
機能性胃腸症(機能性ディスペプシア)ってご存知ですか?(2013/08/09 13:08)
心も体もニュートラルな状態(2011/12/14 18:12)