プレゼンテーション 30 ~プレゼンテーションに必要なボディランゲージ~ - プレゼンテーションスキル - 専門家プロファイル

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閲覧数順 2024年04月22日更新

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プレゼンテーション 30 ~プレゼンテーションに必要なボディランゲージ~

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プレゼンテーション

あなたは、プレゼンテーションが上手くなりたいですか?

 

今回は、「プレゼンテーション・15個のチェック」の

13個目「13. ボディランゲージは適切ですか?」から、

「プレゼンテーションに必要なボディランゲージ」をご紹介します。

 

アメリカの心理学者のアルバート・メラビアン博士の研究によると、

感情と態度に不一致があった場合に、人はどの情報に影響されるのかというと、

言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合でした。

 

「 何を話すか7% < どのような声か38% < どのような態度か(ビジュアル資料)55% 」

 

プレゼンテーションを行う側は何を話すかの言語情報に終始しやすいのではないでしょうか。ここは7%です。

聴覚情報は声の質やスピード、声のトーン、抑揚など、こちらは既にご紹介ました。

一番割合が大きいのが視覚情報です。どのような態度であるかということが重要になってきます。

そして、パワーポイントの資料を使う場合は、ビジュアルを工夫することで、視覚へのアプローチができます。

 

◆  プレゼンテーションに必要なボディランゲージ ◆

 

1. 表情

 

和気あいあいとした場面では、明るい表情、緊張感のある場面では、真剣な表情と、

プレゼンテーションの内容や相手、場面によって表情を変えましょう。

 

2. 視線

 

眼球がキョロキョロしたり、相手の目を全く見ない、目が合うと直ぐにそらす、うつむく、見上げるなどの視線は、自信がない態度として受け取られます。

できるだけ相手の目を見て話しましょう。1対Nで偶然目が合ってしまった場合は、1~2秒合わせたあとに視線を外しましょう。

 

3. 姿勢

 

肩の力を抜き、背筋を伸ばし、顎を引くことで、自信のある姿に見えます。

足は肩幅に開き、上座側の足を0.5歩ほど後ろに引くとバランスが取れます。

身体が後ろに剃る癖や顎が上がる癖は、見下している態度として受け取られることがあるので注意してください。

 

4. 身振り手振り 

 

身振り手振りを沢山使って話した方が記憶に残りやすいと言われています。常に肘は軽く曲げておくと手振りがしやすくなります。手の指は揃えておくと美しいですね。

 

5. 歩き方 

 

プレゼンテーションの定位置まで歩くこともあります。緊張していると振る手が足と同じになることがあります。その時の回避策は資料でもかまいませので、手に何か物を持つことで手を振らないようにしましょう。

 

6. 挨拶

 

プレゼンテーションの際は冒頭に挨拶や自己紹介をします。

相手が座っていて自分は立っている場合、どうしても見下ろす状態になります。

挨拶の時は、腰から倒し、少しだけ前傾姿勢で行うことで横柄な態度を回避することができます。前傾姿勢であっても背筋はスッと伸ばしましょう。

 

7. お辞儀 

 

日本にはお辞儀をする習慣がありますが、浅いお辞儀を何度も繰り返す方が多いようです。話している最中に何度もペコペコしています。お気持ちは良くわかりますが、お辞儀は、頭のてっぺんが相手に見えるくらい深く一度することをお勧めします。

プレゼンテーションの最初と最後に1回ずつ行うことで、礼儀正しさを演出できます。

 

 

基本的なボディランゲージをご紹介しました。

教科書通りの同じような話し方、同じようなボディランゲージでは、聞いている方もつまらないですよね。ここからは個性を大切にして欲しいですね。

 

 

・これからプレゼンテーションの際に意識したいボディランゲージは?

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(東京都 / 人の印象の専門家)
リリア株式会社 代表取締役

人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント

イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。

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