- 松山 淳
- アースシップ・コンサルティング コンサルタント/エグゼクティブ・カウンセラー
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
「なぜ?」を問う子に学ぶ!
現在、小二の長男が幼稚園生の頃、多くの子がそうであるように
「なんで」「どうして」「どんな意味」
が、口癖で、とても鍛えられたことを思い出します。
(下に二人いるので、今もそうなのですが・・・)
近所の駅から渋谷に向かう東横線に乗っていた時、
外の景色を眺める子が突然、質問してきました。
「ここはどこ?」
そう聞くので「東京」だよと答えると、
「なんで、ここは東京なの?」と聞きます。
「京というのは日本の中心のことなんだけど、
昔、京都という街が日本の中心だったんだけど、
それより東のこっちに都を持てきて、東の京で、東京なんだよ」
「えっ?なんで、なんで、こっちにきたの?」
「それはね、昔、明治維新というのがあってね、偉い人そう決めたんだよ」
「えっ?どうして、どうしてそう決めたの」
「東京は昔、江戸という街で、徳川さんという偉い人がいて
もともと栄えていたところだからじゃなか・・・」
(だんだん怪しくなってきます)
「えっ?なんで、なんで栄えるところが、東京なの・・ねえ?」
「う〜ん・・・・そういうもんなんだよ」
「えっ?何が、そういうもんなの?」
「・・・・・(汗)』
確か子をダッコし、吊り革につかまり立っていたのですが、
子の声は甲高く、答えに窮する父親の姿にまわりの人も
微笑していたと記憶しています。
私は汗が出てきて、なんとも困りました。
「子ども」は「あやふやさ」を許しませんね。
「大人」は「あやふや」にして逃げますね。
ご存知の通り、「なぜ」を問うことは
「ロジカルシンキング」の基本中の基本であり、
トヨタでは「なぜ?を5回繰り返す」ことが
生産現場で当たり前になっていると聞きます。
「なぜ?」は物事を明確にしてくれます。
そして、「あやふや」な自分を律してくれます。
親になり、そう感じる三児のパパでした!