自律神経が正常に機能していない状態を自律神経失調症と言うわけですが、なぜ、うまく機能しなくなってしまったのでしょうか?
そこには、生活環境、生活習慣、食生活、そして''ストレス''が深く関係しています。
自律神経は、朝と夜で交感神経と副交感神経が入れ替わりながら健康を維持していますので、朝も夜も関係なく明るく騒々しい都会や、規則性のない生活をしていることで、自律神経のバランスは崩れやすくなります。
しかし、根底にもっとも直接的原因として影響しているのは、やはり精神的ストレスです。
というのは、自律神経の中枢は、「脳幹」や「大脳旧皮質」と言う部位にあり、情動や感情に深く関わる脳の部位に当たります。ですので、情動や感情に顕著に反応する依存状態にあるのです。
例を挙げると、怒ると、脈が上がり、血圧が高くなるのも自律神経が感情に瞬時に反応しているから起こる正常な反応です。
しかし、この情動や感情を抑圧しすぎたり、慢性的にモヤモヤしていると、自律神経は緊張し続け、結果、バランスを崩してしまうというわけです。
つづく。
山中英司
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このコラムの執筆専門家
- 山中 英司
- (カイロプラクター)
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「体は心の鏡」 体の解放は、心の解放からはじまります
臨床を通して痛感することは、体は心の鏡のような存在だということ。様々な症状の裏には、もう一人の自分からのメッセージが隠されています。カラダを診るプロフェッショナルとして、クライアントの心とも真剣に向き合うことを信条にしています。
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