連鎖コラム【仕事とプライベートの切り替え】 - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
長野県
建築家

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対象:住宅設計・構造

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連鎖コラム【仕事とプライベートの切り替え】

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連鎖コラム
須永豪→敷浪一哉さま

こんにちは。
なるほど。スーツは鎧ですか。
僕の場合は、スーツは制服の安心感があるので避けてます。

さて、シキナミくんからの問いかけの
『仕事とプライベートのON-OFFの切り替え』ですが、
シキナミくんは
http://profile.ne.jp/pf/skal/column/detail/21592
とのことでしたが、

僕の場合は
『もう、切り替えない』
に落ち着きました。

自宅でチビもいるとなると、
気持ちの切り替えはホント大変ですよね。
実施図なんか描きながらややこしい問題を頭のなかで整理している時に、
「パパー、見て、ぞうさん描けたよぉ!」
「あーもしもし、アタシだけど、雨降ってきたから洗濯入れておいてくれない?」

「・・・もう、誰もオレに話しかけないでくれ」

自分が仕事人間だという責任感でいると、
そういうことのひとつひとつにイラっとくるのですよねぇ。
ま、子供は可愛くってしょうがないので、
パパとしてはトロケちゃうような、
アンビバレンツな気持ちなわけですが。

んで、
もう、ある時から主夫である自分を受け入れました。
数ヶ月前から設計見習いのスタッフが毎日来てくれるようになりまして、
最初は冗談で何かに付け「だってオレ主夫だもん」って言い始めたら、
これがとーっても楽になったのです。
「やってる」こと自体は変わらないのに、
大げさですがこれは『悟り』ですな。

でも考えようによっては、
2DKの自宅兼事務所で、いつでも子供と一緒にいられるような環境って、
すごーい贅沢なんですよね。
いずれ小学生にでもなれば離れていっちゃうだろうし、
スタッフも増えていけば自宅と切り離さざるを得ない。
今は、それまでの間の、とーっても特別な期間だと考えて、
僕は『切り替えないで味わう』と決めました。

おかげで今は『子育てと家事の住まい』の設計には
かなり自信があります。ははは。
(ま、そこに特化するつもりはありませんけれどね)

では次のお題ですが
コラムの字数がオーバーなので、また。

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森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう

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