加藤幸彦(エス)です。
もうそろそろ「狭小住宅」という言葉をやめようと思います。
「狭くても工夫して都心に住む!」というエネルギッシュな感覚はあるけれど、なんとなく「無理」をしているような印象もある言葉です。
その前提として「小さい」はネガティブ要素として考えられていたんじゃないだろうか。
でも、小さいことは、ネガティブなことじゃない。
いくつかの小さなサイズの住宅を設計した経験や、
2012年、現在のあたらしい価値観を考えてみると
「小さい」からこそ感じることができる豊かさが、確かにあるんじゃないか。
家族構成、ライフスタイル、資産としての位置づけ..
これからのことを色々考えて、
それにふさわしい「小さな家」を考えているところです。
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このコラムの執筆専門家

- 加藤 幸彦
- (東京都 / 建築家)
- 一級建築士事務所エス 代表
テーマは「環境的居住空間」「小さな家」「リノベーション」。
建築の価値観が大きく転換しつつある今、社会的価値観とクライアントの個性を同時に重視し、「美しい空間デザイン」がどうあるべきかを常に問いながら設計活動をおこなっています。
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