まずは支出の記録をそのままつけましょう - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

栗本 大介
株式会社エフピーオアシス 代表取締役
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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まずは支出の記録をそのままつけましょう

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家計簿のつけ方
さて、家計簿をつける=自分の現状を知るということが大事という話をさせていただきましたが、
今まで何もしていなかった場合「どこから手をつけたらいいのかわからない」という声を聞くことがあります。

その場合は、まず「1ヶ月の支出を把握する」ことを始めてみましょう。
手元にある手帳や大学ノートでもいいので、とにかく「記録を残す」ことが重要です。

特に意識して節約をするわけではなく、特別な出費もなかったとしたら、1ヶ月間お金の流れを確認すれば、おおよその家計の状況が見えてくると思います。

もちろん、季節による変化や様々なイベントがありますので、本来は1年間の家計簿をつけた上で考えてほしいんですけどね。例えば電気代1つをとってみても、ある年の私の場合、高い月が18,000円台で安い月が7,000円台ですから、月によって1万円以上の差があります。
(ちなみに、私の家は戸建て住宅で、専業主婦の奥さんと子どもが3人という5人家族です。オール電化とかではありません。特にこれといった節約術も実施していません。)

でも「今年こそ頑張ろう!」という意気込みもむなしく、たいていは途中でつけなくなってしまい、間が空くとわからなくなってしまい、結局続かないなんてことにもなりかねませんから、とりあえずは1ヶ月間だけでもというわけなのです。
その上で、固定資産税やら自動車税、車検代、年払にしている保険料など「毎月の項目に上がってこないけど、毎年発生する支出」を12分割して、1か月分に直していただきたいのです。

逆に、今まできちんと家計簿をつけておられた方は、それを項目別にしていただいて「1年間の合計÷12」をして、1ヶ月の平均額を出してみてください。

ということで、今回は家計の支出把握についてお話しました。
とにかく「一歩ずつ」進むことが大事だと思いますよ。