世の中の8割はグレーゾーン
人に物事を説明する時は前提条件が必要となる事が多い
何でも一刀両断に言いきる事は出来ない
そうなると1から10まで説明しないと後々トラブルの種となる
ところが
「時間がない」
「要点だけ説明してくれ」
と1から10までの説明を嫌がる人もいる
著名な経営者の中にもそういう人もいるが、そういう人は事情が異なる
本当に時間がないのだ
しかし、彼らは本当に要点だけで全てを理解しているわけではない
ブレーンがいるのだ
後でブレーンから詳細を聞いているのだ
そこを履き違えてはいけない
そこを勘違いしている人は
逆に、1から10まで説明してあげても理解できない人の方が多い
これは何故か?
これは簡単に言うとインターネットの弊害
つまり
世の中には情報が氾濫している
しかし、インターネットを使えば自分に必要な情報だけを拾い読みすることができる
前後の文脈を無視して「必要な情報だけ」だ
起承転結の「結」だけを求める人が非常に多い
物事は起承転結があってはじめて理解できる事が多い
しかし、インターネットは「結」だけを求めることができるツール
読む書籍もハウツー本ばかりで小説を読まないと自然とそうなってしまう
1を聞いて10を知る
そんなことができる人はそうはいない
たまには1から10まで説明を聞く耳を持つ事も必要
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