- 下村 豊
- 株式会社CSプランナー 代表取締役
- 経営コンサルタント
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
それは、行過ぎた上位下達だ。
現場では何も決められない。
だから、何もしない。
これが、あまりにも行過ぎている。
工場では、派遣社員が増え、現場での問題意識が欠如している。
もちろん、社員ではないので、指示されたことさえ、やっていれば良い。
問題が上がってきても、少ない現場責任社員には、問題の重要度が分からない。
だから、自分で決められない。
また、責任を持ちがらない。
これでは、日本の得意な「カイゼン」が、大きく後退していると推測できる。
今、営業代行の対象見込み先である店舗では、さらに危機感を感じる。
前回のブログで述べたように、開業して数年経つ店舗では、開業以来、やり方を変えていない。
来店客にとっては代わり映えしない。
飽きられる。
だから、来店客が減少して当り前だ。
FC(フランチャイズ)に関しては、さらに危機感を感じる。
なぜなら、本部任せなのだ。
何も決められない。
以下は、私見と偏見だが、その元凶に、行過ぎた上位下達がある。
「決められたこと以外やるな!」
「黙って、上の言うことに従え!」
「それは、自分の仕事ではない!」
「上がやってくれる!」
こんな言葉が出ている、言葉がでていなくても、意識が見える会社、組織が如何に多くなっていることか。
社員に任せる、現場に権限を移譲する。
何もしなくて、衰退を待つぐらいなら、下位上申で、常に「カイゼン」をして盛衰をかけるべきではないか。
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