- 萩原 貞幸
- 株式会社ファンドファンクション 代表取締役社長
- 大阪府
- 経営コンサルタント/起業家
対象:新規事業・事業拡大
- 下村 豊
- (経営コンサルタント)
12月東証マザーズに25歳の最年少上場社長が登場した。
2011年9月期の売上が8億円、最終利益が2億円強という。
ポイントは3つある。
①WEBサイト、WEBサイト、WEBサイト。
人材事業、中古車事業、不動産事業を営んでいるのだが、
全てWEBサイトに集客し、WEBサイトを通じてのビジネスにしているのだ。
学生のときに立ち上げているので、無論 人材や中古車や不動産に精通、熟練
しているわけではない。
むしろ、業界人ではないので
従来からの慣習、枠にとらわれない発想ができるために
ビジネス化できたといえる。
とはいえ、リアルで業界経験のないものが
何かを売ることはできず、やはりWEBなんですよね。
WEB社会だからできたことなんですよね。
WEBには、企業を新生、再生する力がある!
②キャッシュポイント
お金を誰から、どの段階で頂戴するかということ。
リアルでは当たり前のことが
WEBの世界では、当たり前がないのだ。
リアルにおいては、当たり前のことです。
例えば、コンビニでモノを買って、その場で店の人にお金を払う。
店側すると、お客様にモノを売って、その場でお金を頂戴する。
しかし、WEBにおいては、この当たり前ということが
ないために
WEB事業をはじめる場合に
誰からいつお金をいただくか
このキャッシュポイントについて
考える必要があるのです。
実際、キャッシュポイントという単語を
使う人は、少なからずWEBで事業をしている人です。
例えば、このリブセンス
今まで、人材を募集したい企業が
他のサイトに案内をしようとすると
WEBサイト企業は、情報掲載料をもらっていた
そこを、このリブセンスは無料にしたということです。
③少人数経営
少人数であれば、爆発的に儲ける必要がない。
モノやサービスの価格の付け方に
コストアップ法というのがあります。
つまり、原価の積み上げで価格を決める。
今まで、大企業が独占していたような商品やサービスは
大企業コストとして価格を決めていることがあり、
安くすることで
大企業比 優位に立てることがあります。
リブセンスは、従業員数が少ないため
低料金でも十分にやっていけるということ。
注)一方、大企業の量産型によって
原価が安くなることも多々あります。
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