不眠が治まり、以降薬をのまなくても睡眠に問題が無ければ良いのですが、
一度飲むと、「睡眠薬を飲めば眠れる」という考えから「睡眠薬を飲まないと
眠れない」または「飲まないと不安だ」という考えになってしまう人がいます。
そうなると、薬を飲まない状態である自分が気になって眠れないという悪循環
に陥ってしまいます。
東洋医学ではそのような状態に陥らないために、心身両面のバランスを整えて
いきます。
東洋医学ではいくつかの原因を念頭に治療を行いますが、おおまかに言うと、
神経が高ぶってしまっている状態を鎮め、リラックスさせるような治療を行い
ます。また、過度の思い悩みや、心労が溜まって不眠となっている人には心身
の疲労を軽減させるような治療を行いながら、不眠を解消していきます。
西洋医学的研究でも、はりきゅう治療を受けると、リラックス脳波であるα波
が出る事が証明されています。
(詳細はこちら → http://ginza-maronie.com/kouka/kouka.htm)
不眠自体は、大きな病気の前兆であったりすることはあまりありません。しか
し、本人にとっては非常につらい症状です。もし不眠で悩まれている方は、ぜ
ひ一度お近くの鍼灸治療院にご相談下さい。
次回は不眠に効くツボマッサージをご紹介します。
ご期待下さい!