- 網野 麻理
- La Marie Francais 代表
- 東京都
- ビジネスコーチ
対象:コーチング
あなたにとって、どちらのタイプの男性が本物ですか?
★ヒトミ★
「将来を見据えて、こんな仕事をしようと考えているの。でも資格をとるのも難しそうなんだけど、どう思う?」
★Aさん★
「すごいいいんじゃない。ヒトミちゃんにぴったりだよ!だいたいヒトミちゃんは、何やっても出来る子だし
努力家だからさ、少し頑張れば資格だってすぐとれちゃうよ。俺も応援するからさ、頑張りなよ」
★Bさん★
「今後需要は上がっていきそうな業界だよね。ヒトミちゃんの性格からすると、
マッチしているような気もするけど、より自分の強みを活かすためには
こっちの資格(別の資格)を持っていたほうがいいんじゃない?」
女性の皆さんにとって、どちらの男性が良い男でしょうか。
★Aさん★:モチベーションを上げてくれて、資格取得の為に頑張ろうと勇気を与えてくれましたよね。
頑張れば出来るかもしれない、と背中を押してくれるようなタイプです。
★Bさん★:ヒトミちゃん個人の事をきちんと理解してくれて、個性を活かせるよう具体的な
アドバイスをしてくれましたよね。知識や経験が豊富で個人の深いところを見抜けるタイプです。
AさんもBさんもどちらも良い人ですよね。選べないわ、という女性もいるかもしれません。
でも、重要なのはヒトミさんがどのような答えを欲しているか、なのです。
ヒトミさんの中で、その仕事をしたいという気持ちがある程度固まっており、でも
資格の勉強をするのが一歩踏み出せない、という状況でしたらAさんのアドバイスが
欲しいですよね。ただ単に背中を押して欲しいだけですから。
でもヒトミさんが、その仕事をする事自体に迷っていて自分に向いているのかを
知りたいと思っていたとき、Aさんのアドバイスは、希望していないものですよね。
自分の強みに対し、客観的にアドバイスをくれるBさんのアドバイスが欲しいところです。
でも、女性は、男性と比較すると欲していることをストレートに言わない生き物です。
「資格の勉強が大変そうで不安なの。私を勇気付けて」と言われれば、Aさんのように
アドバイスするかもしれません。逆に
「私の強みがどんな事なのかわからないの。この仕事に活かせるかしら?」と言われれば
AさんだってBさんのようにアドバイスするかもしれません。
男性は、女性に質問をしたりしながら、どちらの答えを求めているのか、ということを
キャッチすることが必要で、女性はできるだけ自分の気持ちや要望をストレートに
伝える、という事が必要です。
この話は、意外とビジネスの世界でも使える話なのです。
相手の要望を適格にキャッチする力のある人は、恋愛も仕事もできるのです。
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