- 辻畑 憲男
- 株式会社FPソリューション
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
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03-3523-2855
対象:生命保険・医療保険
医療保険は、多くの方が加入していると思います。その支払い方はどうされていますか。保険料の支払い方には、月払い、半年払い、年払いなどのほかに保険料をいつまで支払うかを決めないとなりません。医療保険で一生涯の保障期間の保険に加入する時には、このいつまでに支払うかが悩むところなのです。
大きく分けると短期払いと終身払いに分けられます。短期払いは60歳や65歳までに支払って保障期間を一生涯買う方法です。終身払いは保障が続く限り保険料を支払い続ける方法です。
短期払いのメリットは働いている時に保険料を支払ってしまえるということです。デメリットは、終身払いよりも保険料が高くなり、保険料の先払いになります。その結果、インフレリスクを抱えることになります。
終身払いのメリットは短期払いよりも保険料を安くできることと安くした分貯蓄ができるのであればインフレリスクをある程度ヘッジできることです。デメリットとしては保障期間が一生涯であれば、一生涯支払い続けなければならないということになります。
どちらが正解なのか。それは、今後の経済情勢によります。ただインフレリスクを考えると終身払いにして保険料が安くなった分を貯蓄したほうがいいのではないかと思います。
※インフレリスクとは物価上昇による貨幣価値の下落リスクです。
保険の場合には、保険は長期です。よってインフレリスクは常に付きまといます。例えば1日入院1万円で契約しても差額ベット代などの価格が上昇すると保険でカバーできる部分が少なくなるということです。その結果、その価値が下がった分を余計に預貯金で準備しないとお金が足らなくなります。
このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
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