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1階コンクリート 打設を前に、昨日は２回目（最後）の中間検査。
建築確認からお願いしている、民間検査機関さんによるものです。
対応は、コンビの構造設計のヤマダさん、現場のサカイさんと私。
はたして 現場事務所に現れた担当者は、
銀行の課長さん といった風の ものしずかな方。
前回までの施工報告書をチェックしおわると、おもむろに
建築確認申請書の図面を、１まいづつ 丹念にひらきはじめる‥
… ん！
検査対象がどんな建物なのか
この人 予習してきてないな。 （…心のなかの発言）
壁式構造の標準仕様書 がありませんねえ。添付しないと
… だから 鉄筋コンクリート構造の標準仕様書と図面のとこで
モーラしてるでしょう。
だいたい建築確認おろした図書に、いまさらなにいってんの？
（…もちろん、これも 心のなか）
そして現場へ
配筋の検査は、おおむねO.K.
開口補強筋 D16-4本にしたのは、壁端部でもある という解釈から。
2本 でいいのに… とは まあ ちょっとだけ心外。
この前なんてね… と 現場のサカイさん曰く
ある現場で、雨だから検査のばしてくれなんて言われて まいりましたよ。
激務は理解するのですが
検査する側の方々も、真剣勝負であっていただきたい。
このコラムの執筆専門家
- 岩間 隆司
- （東京都 / 建築家）
- 株式会社ソキウス 代表取締役
スマートに シンプルに 住う。 都市型住宅・集合住宅
都市の厳しい条件のもとでも、住宅や集合住宅を実現させてきました。住宅計画における制約は、生活空間に個性が生まれる、ひとつの契機として、ポジティブにとらえております。
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