- 五十嵐 武志
- インディゴデザインワークス ディレクター
- 東京都
- Webデザイナー
対象:ホームページ・Web制作
- 小菅 太郎
- (ITコンサルタント)
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
五十嵐です。こんにちは。
早速ですが、MacでWebサイトを作るWeb制作者のちょっとした面倒と言えば、Windowsのブラウザ検証ではないでしょうか。考えられる方法はいくつかありますが、私自身が試してきた方法を取り上げて、長所短所を挙げてゆこうと思います。
MACの横にWINDOWS機を置く
一番わかりやすい方法です。実機で試すので、もっとも確実なやり方です。速度はマシンによりますが、別マシンなので各々おおむね快適に動きます。でも、2つのマシンが机を占拠するので、うさぎ小屋の我が家では置き場に工夫が必要でした。
仮想マシン(VM)を使う
しばらく、これがベストソリューションだと考えていた方法がこれ。自分のMacに、Parallels Desktop for Macや、VMWare Fusionをインストールして、Windowsを入れるのです。MacもWindowsも同じ画面で使えます。Drag & Dropだっていけます。
でも、マシンは一つなので、非力なマシンでは動作がかなり遅くなると思います。快適に使おうと思うと結構スペックよいものでないとつらいかもしれません。
サーバ化したWINDOWSをMACから遠隔操作する
最近たどり着いたのがこれ。まず邪魔にならないところにWindowsマシンを設置(MacBook ProにBootcampでWindows 7を入れて起動している。でも普通のPCでOK)、リモートデスクトップ接続を許可して、MacにRemote Desktop Connection Client for Macを入れて起動します。ファイヤーウォールの3389番を開けておきましょう。
ネットワーク回線が貧弱だと動きがつらいですが、マシンは別なので、作業中のMacは快適に動きます。Drag & Dropは使えませんが、遠隔のマシンで自分のマシンのフォルダを開いたり、Dropboxのようなサービスを使えば、不便は感じないと思います。
ただし、リモートデスクトップ接続される側のPCは、Windows 7 Professional、Ultimate、Enterpriseなど上位製品に限られます。Homeバージョンなどの場合はVNCをインストールするとよいでしょう。
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