それでは、それぞれのリスクに適している保険について考えて見ましょう。
1、子供が入院したときの医療費が支払えるのかどうか
このリスクに適している保険は医療保険になります。
医療保険:主に入院費用、手術費用をカバーします。
2、子供がなくなったときの葬儀費用が準備できるのかどうか
終身保険:子供がなくなったときに保険金が下ります。(保障が一生涯です。)
変額保険(終身型):子供がなくなったときに保険金が下ります。(保障が一生涯でインフレリスクに対応できます。)
定期保険:子供がなくなったときに保険金が下ります。(保険期間を申し込み時に決めなくてはなりません。)
3、子供が他人の物を壊してしまったときに弁償できるかどうか。
個人賠償責任保険:親が加入すれば、生計を共にする親族全員に保険が適用されます。
4、親がなくなった場合に、子供の教育費は大丈夫かどうか。
学資保険(こども保険):親が亡くなった場合に支払い免除になり、教育費の準備として保険金が受け取れます。
この保険は他に貯蓄機能があります。ただし、低金利のときに加入するとインフレリスク(物価上昇による貨幣価値の低下リスク)が発生します。(固定金利です。)
*親がきちんと保険に加入している場合には加入する 必要のない保険です。
*貯蓄目的ならば高金利のときに加入しましょう。固 定金利ですので保険期間中に金利の変動はありませ ん。
つづく
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このコラムの執筆専門家
- 辻畑 憲男
- (東京都 / ファイナンシャルプランナー)
- 株式会社FPソリューション
住宅と保険。自らの経験を活かしたライフプランをご提案します
「豊かに楽しく暮らす」をテーマに、夢、ライフプランを考えながら、お金のみならず人生全般の応援をしていきたいと考えています。一生に一度の人生です。常に楽しく暮らして行きたいものですね。そんなことを考えながら皆様とお付き合いしていきます。
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