- 服部 明美
- 社労士はっとりコンサルティングオフィス 社会保険労務士
- 埼玉県
- 社会保険労務士
対象:企業メンタルヘルス
- 藍色 シアン
- (メンタルヘルスコンサルタント)
- 藍色 シアン
- (メンタルヘルスコンサルタント)
私は「お互いさま」という言葉が好きです。
「お互いさま」は、あらゆる人間関係のトラブルを解決できる魔法の言葉だと思います。
日常的によく使う
「困ったときは、お互いさま」
は、とくにそうですね。
職場でも、育児や介護との両立で大変な思いをしている仲間に対して
「いずれ自分も同じ立場になるかもしれない」
と思えば、助け合いの精神が生まれます。
ネガティブな気持ちに対しても、「お互いさま」で解決できる場合があります。
たとえば、
「誰も私のこと、わかってくれない」
というつぶやきを聞いたとき。
「わかってもらえない」という思いに苦しんでいる人は、自分の感情にしか目が向いていません。
わかってもらえなくて苦しいという気持ちは汲み取ってあげなければいけませんが、少し落ち着いたら
「お互いさまだよね」
と、気づかせてあげる必要があります。
「あなたは、私がどんな悩みを抱えているか、わかる(考えたことがある)?」 と。
自分自身も、他人に対してさほど親切にしていなかったかも…
ということに気づけば、
「な~んだ、お互いさまじゃない」
と、気持ちが軽くなります。
「自分はちっとも悪くないのに、災難ばかり」
とか、
「あいつのミスのとばっちりを受けて迷惑だ」
と思うから欲求不満になるわけで、
「自分にも反省すべき点があるのだし、自分もミスすることだってあるかもしれない。お互い人間だもの」
という気持ちになれたら、職場も私生活も、今よりハッピーになれるのではないでしょうか。
このコラムの執筆専門家
- 服部 明美
- (埼玉県 / 社会保険労務士)
- 社労士はっとりコンサルティングオフィス 社会保険労務士
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