ホームシアターへ早変わり! - リフォーム・増改築全般 - 専門家プロファイル

村上 春奈
村上建築設計室 
東京都
建築家

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

ホームシアターへ早変わり!

- good

  1. 住宅・不動産
  2. リフォーム・増改築
  3. リフォーム・増改築全般
光が丘のカリンハウス
この家のメインであるリビングルームはシアタールームへと変化します。
遮光ブラインドで部屋を暗くし、120インチのスクリーンが電動で下がると、上映開始。
大画面に映る映像は細部までくっきり、音もリアルで、まるで映画館にいるようです。

プロジェクターやスクリーンは、サウンドクリエイトさんの協力を得ながら、ご主人がこだわり抜いて選んだ最新鋭の機器。(詳しい機種等は現在発売されている「ホームシアターファイル 12月号Vol.44」(音元出版)(2007.10.20発売)に詳しく紹介されていますので、ぜひそちらをご覧ください。)
でも、それらは家具や壁に隠されているので、普段は普通のリビングルームです。

写真は、機器類が隠された造り付けのリビング収納です。
花梨庵の家具や建具(扉)は、床材に合わせて、花梨色の自然塗料で染色して仕上げました。
丸穴をリズムよく開け、その中に機器を設置してあります。
右下にウーファー、上部中央に小規模の映画館並の能力を持つプロジェクター(この排熱処理には少々苦労しました)、両サイドにはリアスピーカーが入っています。
その他、かなりの収納量がありますので、DVDや本などがたくさん収納されています。

中央部分は水平に空間を設け、間接照明を設けました。
これにより、壁が奥まで入りこんでいくような、空間の奥行きが生まれました。
もちろん、ちょっとした飾り棚としても使えます。
右の写真は夜、部屋の照明をおとしたときのものです。こんな明かりを灯しながら、ゆったりと夜の時間を楽しまれているようです。

村上建築設計室