- 村上 治彦
- 一級建築士事務所 村上建築設計室 代表
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
工事監理では設計図通りに
工事が行われているかを確認するために、
いくつかの検査をします。
基礎の鉄筋工事、型枠工事が終わった時点で
「配筋検査」を行います。
鉄筋の径・間隔、鉄筋の重ね長さ、
鉄筋のかぶり寸法、
ベタ基礎底板の厚さなどをチェックします。
写真上は鉄筋の径と間隔を見ているところです。
D13(直径13mm)の鉄筋が10cmの間隔で
配筋されているのが分かります。
写真下右は鉄筋のかぶり寸法を見ているところです。
かぶりとは鉄筋と型枠との離れ寸法です。
写真下右は土に接する部分で
かぶり寸法は70mm必要でOKです。
また、同じ部位でも土に接する部分と
接しない部分とではかぶり寸法が異なります。
写真下左は土に接しない(外断熱部分)部分で
かぶり寸法は50mm必要でOKです。
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