これは、焼失したものの時価評価額での査定がゼロに近い、あるいは、
実際の価値相応額に対して、付保額が低すぎる
(ex.3,000万円のものなのに、火災保険には500万円しか入っていない)
ケースです。
?.他人の財物を損傷してしまったので、賠償責任保険を頼りにしていたが、
示談交渉もままならない(誰も助けてくれない)ばかりか、被害者には、1円も保険金が払われない
これは、パンフレットと実際の支払・イメージが大きく異なる典型的事例です。
この賠償責任保険とは、一般的には、示談交渉サービスがなく、保険金は、「被害者でなく、加害者に」支払われるのです。
つまり、自動車保険のように被害者の直接請求が認められていないので、加害者(=保険加入者)が被害者に謝罪の上、示談交渉を行い、示談金を払い、それを保険会社に請求するものです。かなり、厄介ですね。
実際こんなことに遭遇したら、こんなの保険じゃない!って思ってしまいますよね。
(その2へ続く)