- 小坂 淳
- 株式会社環
- 東京都
- ウェブ解析士マスター
対象:ホームページ・Web制作
- 原島 洋
- (Webプロデューサー)
- 井上 みやび子
- (Webエンジニア)
yahooとgoogleの差 part2
効果の差
yahooとgoogleに対するSEOを行っている方は必ずアクセス解析を行ってください。
ポイントは
・目的ページ(問い合わせ完了ページなど)でのフィルタリングを行った上での入口ページや検索キーワード・フレーズの分析
・検索キーワード・フレーズごとの「順位」「アクセス数」「コンバージョン数」の分析
の二つです。
これを行うとyahooとgoogleの差が大きく浮かび上がってきます。
サイトの種類によって
・yahooからのアクセス数が多い
・googleからのアクセス数が多い
という傾向がはっきり出ます。
また、
・yahooからのアクセスの方がコンバージョン率が高い
・googleからのアクセス数のほうがコンバージョン率が高い
という傾向が出ることも多いです。
これはyahooとgoogleを利用するユーザ層の差によるものです。
具体的な統計がないのですが、
・yahooは女性に強く、googleは男性に強い
・yahooは文系に強く、googleは理系に強い
・yahooは40代以上に強く、googleは30代以下に強い
・yahooは地方に強く、googleは都心に強い
という傾向があるといわれています。
少し前の自民党と民主党みたいですね。
ただし、自民党と民主党の支持層が一部で逆転したように(地方で民主党が強くなり、都心で自民党が強くなり、若者に自民党が強くなり、お年寄りに民主党が強くなったように)、この傾向がいつまで続くかはわかりません。
ただ、自社のサイトがどちらに対してどのような適性・相性をもっているかはきちんと把握しましょう。
あるサイトではgoogleの順位が高く、yahooが低かったときは全く効果がなく、逆転してyahooが上昇したら一気に問い合わせが増えたという例があります。
SEOの効果を図れるアクセス解析「シビラ」