駅前の大型施設が消えていく・・・ - 地域活性化・町おこし - 専門家プロファイル

うえた さより
株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
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駅前の大型施設が消えていく・・・

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以前にも書きましたが、最近は駅前の商店街が消滅したり空洞化になったり、大型協同店舗の施設が倒産をして消えていく傾向があり、私も経済誌などから事例を読んでおります。

郊外へと大型ショッピングモールができ、人の流れが郊外へと移っていく話はあなた様も何度も聞いたことでしょう。前回のは、郊外への流動だけでなく、私たちがラクをしたい思いから、人間の無意識の行動で近道を選んだばかりに、少しだけ遠回りになる商店街を通らなくなった話。気づけばシャッター商店街になってしまったという話です。

実は、郊外の大型ショッピングモールも、平日はとても閑散としているんですね。私も地方都市のショッピングモールを平日覗いたりしますが、人もまばらなんです。雨の日でもないのに・・・。「これって、大丈夫なのでしょうか?」と思ってしまいます。また、なかには駐車場のスペースが広いわりに、出入り口の道幅が狭く(いわゆる旧道)女性の私にとって、左折でも出づらいところがありました。(無意識ですが、女性の私はもう行かないとこうって思ってしまいます。危険な思いをしてまで行かないのですよね。)

大手の大型ショッピングモールですが、あわてて出店されたのですね。

ある経済誌によれば、人口減少となっている地方都市に人口以上の店舗があると言われています。「購買力」もおちているようです。人口減少と簡単に言っていますが、高齢の方は増えています。しかし、若年層はどんどん減っています。つまり、買い物に意欲的な層が減っているというわけです。

最近、新しくできた郊外のショッピングモールも閑散としています。駅前の大型施設の場合は、かなりの老朽化が多いですね。その老朽化の対策も急務です。

私の経験では、あんまり繁盛していないお店の特徴として、「錆びている」「劣化している」が挙げられます。

それから、駅前の大型施設の役割をもう一度、考える必要があるでしょう。「役割」と「機能」です。たんに周辺の個人商店を支えるというのではいけないと思います。

一度、「モノを売る」という発想を捨てて考えてみる必要もありそうです。何かを売るのではなく、「何か新しい価値」を与えるという発信基地にするという考え方をすれば、いい案も出そうです。

もしも、復興のアイデア会議をされるなら、男性だけでなく女性も。それから、若い方から年配の方まで。

「昔はよかった。」と締めくくらないで、「これからどうするか」前向きに考えてみられるといいでしょう。

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