それは、時間を味方につけて運用成果を高めていくことができるからです。
(1)長期保有は複利効果を最大限に発揮できる。
長期で運用する最大のメリットは、複利の効果を最大限に発揮できるという点です。
長期に運用を続けていると、途中に発生する利子や分配金などを再投資することができ、利子や分配金にも利息をつけることができるためです。
(2)長期保有は値動きの幅(リスク)を小さくする。
投資信託を5年、10年と長く保有すると、値動きの幅(リスク)が縮まってくることが知られています。
リスクが縮まるということは、安定した運用が行われるということ。長期に保有した方が、リスク管理が容易になります。
(3)長期保有は運用コストの負担を軽減する。
長期保有により、購入時、解約時にかかってくる手数料の負担を軽減する効果もあげられます。投資信託の購入手数料が3%とすると、運用期間1年の場合収益を3%目減りさせますが、運用期間が3年の場合1年あたりの収益を1%目減りさせるにとどまります。
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このコラムの執筆専門家
- 佐々木 保幸
- (京都府 / 税理士)
- 税理士法人 洛 代表
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