- 小宮 伸広
- brainchild-CareerConsultancy 代表
- 東京都
- キャリアカウンセラー
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
社会では「礼儀」が全ての基本です
社会に出ると、経歴、肩書やお名前というのは何よりも大切になります。
僕は前職時代に講演会やイベントで司会をさせていただく機会がしばしばありましたが、
講演開始前には講演者の方の経歴・肩書・お名前をご紹介させていただくのですが、
これを間違えるのは本当に失礼に値するもので、何よりも注意を払っておりました。
手元に資料は持っているので、基本的には読み上げるだけなのですが・・・
人間困ったもので、ちゃんと読んでいるのに自分では気付かぬ読み間違えをしたりします。
しかし、講演者のご紹介に際し、経歴・肩書・お名前のご紹介だけはそれは一切許されません。
その位、社会では経歴・肩書・お名前というのは重要なものであるという事をまずは理解しましょう。
学生でいえば「大学名」「学部」「名前」にあたるものですが・・・そこまで意識した事は少ないと思います。
名刺交換の仕方と扱い方
就活の中で名刺を作成している学生さんの多く見受けられます。
大学の近くでは大学ロゴ入りの名刺を格安で作成してくれるお店もあるようですので、
ぜひ活用してみましょう。
名刺交換はスムーズに行うのが望ましい姿です。
以下8つのステップに沿って行うようにしてみましょう。
1:名刺入れにはさかさまに入れます。(ポイント!)
出した時に、そのまま相手に向くようにする為です。
2:相手と会う前に事前に1枚は取り出し、名刺入れで挟むようにしておきます。(ポイント!)
都度出すよりは名刺入れを開けばすぐに出せるように準備しておきます。
3:基本的には目下の者(もしくは訪問者)から出すのが礼儀です。
(上記1・2はその為の準備でもあります)
4:名刺は両端を持ち、名前・肩書(所属)が隠れないように相手に差し出します。
(差し出すと同時に、肩書(所属)と名前等、自分から名乗ります)
5:名刺は相手の名刺よりも低い位置で出すのが礼儀です。
(身分を表します、万が一自分が上の立場であれば相手が低く出してくるものです)
6:相手の名刺を受取った際には「頂戴いたします」と一言添えましょう。
7:いただいた名刺はその場でしまわずに、名刺入れの上に乗せます。
→そのまま立って会話する際には常に胸より高い位置で持ちます。
→席に座る場合は名刺入れを下に敷き、身体の左胸の前あたりにおきます)
8:名刺をしまうのは会話の終了・打ち合わせの終了のタイミングを見て行います。
僕は営業・接客に長く携わってきましたが、
名刺交換において実は重要なのは上記1と2事前準備だと思っています。
名刺交換をする際にモタモタするのは非常にかっこ悪く、
準備出来ている相手を待たせるのは非常に失礼です。
細かい部分ですが、このような細かい気遣いが出来るかどうかはなにより大切だと思います。
よりスムーズに名刺交換をする為に、より好印象な名刺交換をするために、
次回は「名刺交換に関する3つの対策・4つの気遣い」をご説明します(*^ー゚)/
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