- うえた さより
- 株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
- マーケティングプランナー
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
さて、季節はもう年の瀬。クリスマスを意識してしまいますよね。知り合いのお店やコンサルで関わったお店や事業所などから、
「クリスマスの装飾や飾り付けはもう、ばっちりです。」
などと、近況を教えてくださったりします。あるセミナーで質問がありました。
「うえたさんは、会社やお店のシンボルカラーの話をしましたが、お店のディスプレイなど、装飾において、シンボルカラーを重視すればいいのでしょうか?それとも季節感を重視すればいいのでしょうか?」
はい。答えは臨機応変に、ですね。
例えば、今のシーズンのクリスマスの色。赤を連想する方が大半でしょうね。さらに、緑色だったり。
赤のクリスマスの色を見て、ワクワクしませんか?赤は色彩心理では、テンションが上がったり、やる気が出たり物事に対して積極的になったりします。
その私たちが無意識でも、高揚するということは、結局、消費につながったりしませんか?
若い女性なら、自分へのご褒美にとか。家族を持っている方ならパートナーにプレゼントとか、お子様にプレゼントとか。その場の雰囲気で、つい買ってしまった・・・というのはよくある話です。
お店に飾られた商品を見て、つい買いたい雰囲気をさせることが、お店のディスプレイに大切なことだと思います。ムードや雰囲気、というのは、とても大事ですよ。さらに言わせば、それが消費につながるという「流れ」をあなた様は仕掛ける側として、意識して考えなければいけませんね。
ただたんに、この季節だから・・・。この色。というのではなく、この色を見て、「お客さまがどう反応するか」「どんなアクションを次するのか」を考えてみてください。こういう見方をするだけでも全然、変わってきますよ。
ついこのあいだ、私などはお店の紅葉のディスプレイを見るだけで、「栗食べようか」「さんま欲しいな」と思ったしだいです。
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