
- 七倉 廣香
- コミュニケーションオフィスアクア 代表
- 北海道
- 研修講師
対象:コーチング
「何のために自分は存在しているのだろう?」と、
自問自答することはありませんか?
『使命』を見つけるというと雲をつかむようなイメージがあるかも知れません。
ですが、改めて自分の『使命』に気がつくと、同じ毎日、環境でも、
自分の存在がどのように周囲に貢献しているか明確になり、
人生の感じ方が変わるというメリットがあります。
それでは、具体的に自分の『使命』はどのように見つけると良いのでしょうか?
ここでは『使命』とは、『自分の資質を生かして周囲に喜んでもらえる事』と、とらえ、
今まで継続してきた仕事、特技、趣味から発見してみようと思います。
また、『自分の命を使って世の中のために捧げる!』
という有名人や歴史上の人物を思い描くのも大切ですが
今回は、私たちの周囲にいそうな方をモデルに、
『使命』をより身近に感じてみましょう。
-----定年を迎えたある元公務員の男性の例---------------------
<ずっと継続していること>
1.得意な庭の手入れを生かし造園士の資格をとり、近所の高齢者のお庭もお手入れ。
(資質 → 細かいことに気が付く)
2.歌謡の会会長としてグループを上手にまとめている。
(資質 → リーダーシップがある)
3.週末はまめに家族を旅行に連れて行く。
(資質 → まめである)
4.定年までは緊急事態に対応する仕事に長年従事。
(資質 → 判断力。行動力。)
---------------------------------------------------------------
このように、ずっと「継続」していることから、自分の「資質」を見つけることができます。
その資質から、自分の『使命』を知るヒントが見つかるかも知れません。
そして、使命は一つではないということがわかります。
--------上記男性の『使命』を文章にしてみます-------------------------------------------------
1. 地域の中での使命 → 『近所の庭整備を通し、高齢者地域の環境美化に貢献すること』
2. 趣味・特技における使命 → 『コミュニティのお世話を通し、人々が楽しく活動できるよう調整すること』
3. 家庭の中での使命 → 『父親として良い習慣を示し、幸福感を持った家族を育むこと』
4.仕事の使命 → 『的確な判断と行動で、市民の生命を守ること』
--------------------------------------------------------------------------------------------
『使命』を見つけるには、簡単な方法から複雑な方法まで無数にあります。
今回の例で、何かみなさんの『使命』発見のヒントが見つかると幸いです。
自分の『使命』が明確になると、何とも言えない感動があります。
読むだけでなく、ぜひとも実際にメモ書きをしながら言葉にするチャレンジを!
何度でも自分のしっくりくる言葉に変更することが可能なのですから。
まずは一度やってみることが大切です。
世の中であなたの『使命』が輝きますように!
●以下のURLにもミッション発見の別な方法を紹介しています。
ブログURL http://ameblo.jp/coaching-hiro/entry-11054762454.html
コミュニケーションオフィスアクア メインサイト http://www.com-aqua.com
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