- 石川 智
- オフィス石川 代表
- 高知県
- ファイナンシャル・プランナー
対象:保険設計・保険見直し
保険アドバイザーとして活動を始めました、ファイナンシャルプランナーの石川です。
皆様、よろしくお願い申し上げます。
ご相談やご質問にお答えする仕事を始めるのですが、わたしの基本的な保険に関する考え方を、まず、ご案内します。
皆さんは、常にリスクに周りを囲まれているとお感じでしょうか?
いやいや、そうとは感じないけど、確か保険の人がそんなこと言ってたような、、、という人多いのでは?
例えば、人生において何か困ったこと起こる可能性がないのであれば、それを仮にフラットな状態と考えてください。
一日経つたびに、画用紙に線を横に引いていくならば、フラットな状態とは横にまっすぐ線を引くようなものです。
わたしの考えでは、普通の生活状態では横に線をまっすぐ引ける、と思います。
この状態をあなたの経済的な状態に置き換えると、特に大きな支出がなく、無事に生活を送っていて、ご自分の計画も実行できていることを意味します。
生命保険でリスクを考える場合、この線がフラットにならず、経済的に凹んでしまうことを指します。
では、どうなればこの線が凹んでしまうのでしょうか?
そうですね、例えばあなたが仕事ができなくなる状態でしょうか。
ご病気で長期間仕事を休んでしまう、がんなどのご病気になり、治療が長引き経済的な負担が増える、などです。
また、あなたに万一のことがあった場合、残されたご家族の生活資金はどうするのか、ということになるでしょう。
ただ、よく考えて欲しいのは、これらは、「このようなこと」が起こって初めて、あなたの引く線が凹むということです。
常にあなたはリスクに攻め立てられ、凹んだ線を書いているのではありません。
ところが、生命保険の募集に携わる人の中には、まるであなたがリスクの海の中を泳いでいるような表現をし、生命保険を販売しようとする人もいます。
もちろんいつ起こるかわからないリスクに対応するために保険に加入されることは大事です。
保険に加入されるときは、ぜひ、落ち着いて、以下のことを調べ、ご検討されることをお勧めします。
遺族年金などの国の制度
健康保険などで「使える」制度
お勤め先の団体保険や福利厚生制度、弔慰金、死亡退職金など
これらは生命保険に加入するしないにかかわらずあなたが受けることができる制度です。
これからは、これらの制度について、旬の情報を取り入れながらこのコラムでご紹介いたします。
ではまたお会いしましょう。
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