- 富樫 孝幸
- 有限会社 プラネット環境計画 代表 一級建築士
- 東京都
- 建築家
対象:住宅設計・構造
家づくりの中で重要なポイントのひとつにキッチンがあります。
使う方のつくる料理や手順によってキッチンのレイアウトもさまざまです。
とくに狭小住宅の場合、料理をつくるスペース、食事をするスペース、くつろぐスペースを
広く使うためにオープンキッチンになる傾向にあります。
シンクの大きさ、レンジの機能、収納庫の使い勝手などは考えますが
ゴミの置き場が忘れがちになる場合もあります。
最近のキッチンは、収納庫とゴミ置き場を兼ねる場合もありますが
その分、スペースが狭くなり、悩むところです。
キッチンから出るゴミで生鮮食品や野菜などの生モノの場合
匂いが残ります。
せっかくの空間が台無しになる場合もあります。
よそのお宅にお邪魔したときの匂いでわかりますね。独特の生活臭。
最初のプランの段階でキッチンの近くに
サービスバルコニーをつけておくと「ゴミ置き場」の問題が
解決され、キッチンそのものの打ち合わせができます。
調理が終わったらさっとゴミを出す。
キッチンも片付く、匂いも残らない。
「中央の家」のキッチンは2階にあるので
サービスバルコニーを設けました。
向かいの家との視線をさえぎるため、壁を高くしてあります。
扉は引き戸。こうすることで、通風を得ることができます。
1000万円台でつくる木の家 http://www.planet-abc.com/concept1000.htm
3階建て住宅・健康住宅・狭小住宅・再生住宅・リノベーション プラネット環境計画
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