内閣府『平成17年版 交通安全白書』によると、自動車保険には97.7%の人が1億円以上の保険に加入しています。(うち無制限97.7%)
また、厚生労働省「平成16年 人口動態調査」によると、交通事故死については49分48.9秒に1人が交通事故で死亡しています。
しかし、同じく厚生労働省「平成16年 人口動態調査」によると病死については33.8秒に1人が病気で死亡しています。(老衰を除く)
実は事故死より病死は88.2倍も確率が高い のです。
「そういえば、ガンで亡くなる有名人が多いな…」と思われた方もいるでしょう。
病気死亡の場合、よほどの著名人でない限りニュースにはなりませんから、私たちは身近な人の病死だけしか知りませんのでそれほど多く感じていないのです。
でも、実際の確率は、病死の方が交通事故死よりずっと高いのです。
不思議なことに「今日のドライブ、気をつけないと事故にはあうかも…」と思うことはあっても、「今日、気をつけないと病気になるかも…」と思うことはあまりありません。
「自分は事故で死ぬことあっても、病気で死ぬことはない」とお思いの方も多いと思います。
ですが、実際は「病死の確率は高い」のです。
交通事故の保障は無制限をつけていても、病死への保障が少ない方がいます。
病気の保障をもう一度お考えください。
FP山本俊成へのご質問・ご意見・ご相談はこちらをクリック