スマートフォンの影響増大とアクセス解析の注意点 - アクセス解析・効果測定 - 専門家プロファイル

小坂 淳
株式会社環 
東京都
ウェブ解析士マスター

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スマートフォンの影響増大とアクセス解析の注意点

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ウェブアナリストの視点

環の小坂です。

アクセス解析をしていると、スマートフォンの影響がぐんぐんあがっているのがわかります。

・スマートフォンの解析をするには

スマートフォンからのアクセスかどうか判断は「OS」情報で出来ます。

「iPad」「iPhone」「iPod」はそのままそのように表示されます。
android携帯・タブレットは「android」と表示されます。

特にBtoCサイトで顕著ですが、ここ数カ月でOS解析でこれらのシェアがどんどん増えています。

・スマートフォンが増えたことによる変化

PCサイトの場合、昼の12時台に大きくアクセスが増え、
通勤夕飯時間帯は大きく落ち込み、夜(21時~23時台)に再度上昇する
という傾向がBtoCサイトにはあります。

これがスマートフォンになると変わってきます。
昼間は変わりませんが、通勤時間帯が伸びるようになりますし、
朝の通勤時間帯もこれまでは閑散としていましたが伸びてきます。

情報が氾濫している中、多忙な人にとって、昼休憩時間と通勤時間が
一番の情報収集時間になっているということです。

その結果、ユニーク判定も難しくなっています。
なぜなら、
「12時台に会社のPCで情報を見て」「帰宅時にスマートフォンで申込などをする」
というユーザが増えていますが、解析上はID等でログインしない限り、
別ユーザとしての判定になります。

・解析時の注意点

iPhoneのブラウザが解析上で「safari」と出るのはわかりきったことですが、
android携帯でも「safari」であることが多いです。

これは特に過去の機種において、ユーザエージェントに記載されるブラウザが「safari」となるからです。
。webkitとsafariは兄弟ということ。

ユーザエージェントはブラウザ側でどう出すか決められますし、
ユーザ側で変更も出来るものですから元々過度な期待は禁物なのですが、
ブラウザ情報だけ見て「最近safariのシェアが多いから、apple系端末多いのかな」と
判断するのではなく、OSも見て、実態を把握するようにしましょう。

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