路地に面する狭小地に建つ夫婦2人のための住宅。
この住宅は4つの連続するコの字型の構造壁に、様々な高さで床を差し込むことにより構成されている。
異なる高さの床が、さまざまな視線の抜けや空間のスケールを創りだし、限られた空間の中に広がりと変化を内包している。
計画にあたっては、多様に展開可能なシステムを成立させ、その後クライアントの生活、敷地のコンテクストに応じ具体的空間に収束させた。
固有名詞を用いず「段の家」としたのは、個々の生活や場に柔軟に対応しつつ展開可能な一般性があると考えたからである。
***段の家の詳細を見る
このコラムの執筆専門家
「プロジェクト紹介」のコラム
魚藍坂の家(2011/10/26 16:10)
雪国の家リノベーション(2011/10/26 16:10)
斜め柱の家(2011/10/26 16:10)
スリットの家(2011/10/26 16:10)
巡る家(2011/10/26 16:10)
このコラムに類似したコラム
建築ジャーナルに掲載されました 西島 正樹 - 建築家(2020/05/27 15:49)
伝承と家相 岩間 隆司 - 建築家(2014/09/11 12:38)
家の2つの性質と幸せの形 3 志田 茂 - 建築家(2014/02/03 17:24)
日本橋の住宅とその界隈 岩間 隆司 - 建築家(2013/04/09 08:36)
ガラパゴス住宅 へ ようこそ。 岩間 隆司 - 建築家(2012/11/19 20:08)