住宅ローン控除、10年か15年かどっちが有利? - 住宅ローン全般 - 専門家プロファイル

山下 幸子
独立系FP事務所山下FP企画 代表・株)エイム西宮オフィス代表
兵庫県
ファイナンシャルプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:住宅資金・住宅ローン

前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
前野 稔
前野 稔
(ファイナンシャルプランナー)
岡崎 謙二
岡崎 謙二
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)
伊藤 誠
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

住宅ローン控除、10年か15年かどっちが有利?

- good

  1. マネー
  2. 住宅資金・住宅ローン
  3. 住宅ローン全般
住宅ローン控除について国税庁のHPに詳しく記載されていますので、まずはこちらをお読みいただき、住宅ローン控除が受けられるかどうかご確認ください。
(国税庁HP)
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1213.htm


◇ 住宅ローン控除10年控除と15年控除、選択するときの注意点

平成19年入居の場合
所得税から10年間控除される今の制度と毎年の限度額が少なくなるが15年間控除されるものと、選択することになります。
10年であろうと、15年であろうと、控除の合計はトータル200万なので、変わりありません。
では、どちらを選択したらよいでしょうか?

●10年タイプを選択したほうがいい場合(最初の6年は1%、7〜10年は0.5%)

・ 住宅ローン残高2500万円以上ある人で所得税が25万円以上ある人
(おおよそ、年収700〜800万円以上)
・ 夫婦共働きで、6年以内に、奥様のほうが退職・休職し所得税が少なくなる可能性のある人。(所得税が最初多くあとで少なくなり、25万をきる場合)
・ 期間短縮型の繰上げ返済を早い段階からマメに計画している人。
(繰り上げ返済は、ローン残高・住宅ローンの期間の圧縮となるので、早い段階で
特典を受けておく)

●15年タイプを選択したほうがいい場合(最初の10年は0.6%、11〜15年は0.4%)

・ 所得税が25万円以下になる人
(おおよそ、年収500万円未満)
・ 近いうちに転勤がありそうで、単身赴任でなく一家そろって移転し、(この期間はローン控除適用外)再び戻って入居し残された期間があるならば、(はじめに入居してから15年以内)はローン控除が使えるため、10年よりも5年ながい15年ほうが有利なため。


※あくまでも概算ですので、個々の判定は専門家にご相談ください。