お隣さんの看板と色がかぶっていて、「集客」できないのです。 - 販促・プロモーション戦略 - 専門家プロファイル

うえた さより
株式会社ローズ・ウェッジ 代表取締役 カラーアナリスト・コンサルタント
マーケティングプランナー

注目の専門家コラムランキングRSS

対象:販促・プロモーション

澤田 且成
澤田 且成
(ブランドコンサルタント)
今井 英法
今井 英法
(経営コンサルタント)
山田 祐子
(旅館・民宿プランナー)
山田 祐子
(旅館・民宿プランナー)

閲覧数順 2024年04月18日更新

専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

お隣さんの看板と色がかぶっていて、「集客」できないのです。

- good

  1. 法人・ビジネス
  2. 販促・プロモーション
  3. 販促・プロモーション戦略

「先生の著書を読んだ者です。最近、知り合いの経営者がお店をオープンしました。私はそのお店の取引き先であります。ところが、お客さまが来ず、売上げの少ない日々が続いており採算のあわない状態です。その方は別のお店もあるので、今はなんとかそちらの売上げに頼っているようですが、なんとかなるものでしょうか?また、お隣さんの看板とかぶっていて、これもよくないなあと思っているところです。先生の著書に、歩いて調べるというのがあるので、今度歩いてみますが何か知恵があればお教えください。」

実は、上記の話だけではすまされない点がいくつもありました。

・同業他社が半径500メートル圏内に5、6店舗あり。

・その業界のターゲットを変えた場合、実はそのお店の以前のお店がそれで閉店している跡地。

などが大きな点であげられます。

私の著書の「立地」という項目がありますが、立地選びを真剣にされていなかったこと、マーケティング化されていないことがよくわかりました。

看板の色がどうこうというよりも、最初の第1歩で決まる商売ですから、その最初である「立地」やマーケティングをキチンとされなければいけないことを伝えると

「私もなんとなくそう思ったのですけど、出入りの業者がその土地や物件が悪いなどは言えなくて・・・チラシも周辺に配ったのですが、なんとなく手応えもなく・・・」

そうでしょうね。前のお店も周辺にはチラシを配っているはずです。でも、閉店に追い込まれた・・・。同業他社がひしめくところですので、「ニーズ」は十分にありますが、業界特有の価格などもあり差別化ができないはずです。

会社の体力のあるうちに、どこか立地のいいところへ移転されたほうがいいでしょう。このままでは、何も打つてがありませんし、打ったところで「のれんに腕押し」の状態。

相談された方は「私も、もう首はつっこまないようにしよう。」と。

どうぞ、私の著書をもう一度読んでいただければ幸いです。



このコラムに類似したコラム

追求すること、闘い方を変えること うえた さより - マーケティングプランナー(2012/08/07 10:05)

「いらっしゃいませ」でわかる繁盛店! うえた さより - マーケティングプランナー(2012/06/18 19:16)

100周年!オレオの青色から学ぶ差別化! うえた さより - マーケティングプランナー(2012/06/13 17:21)

億単位、稼ぐ人の頭とは? うえた さより - マーケティングプランナー(2012/05/04 08:00)

トレンドを読む:トヨタ86から学ぶもの うえた さより - マーケティングプランナー(2012/05/01 10:55)