あなたはプレゼンテーションが上手くなりたいですか?
人前に立つと緊張して上手く話せないときがありますよね。
今回は、「プレゼンテーションでの緊張」をご紹介します。
人前で話すことは、日常生活には無い行為です。
日常と違うということは、ストレス(負荷)がかかります。
緊張は、ストレス(負荷)により身体が反応している証拠です。
身体が反応することは正常な状態なので安心してくださいね。
緊張するとあなたの身体はどんな反応を起こしますか?
人間は猿からの進化なので、その動物的な反応が残っていると言われています。
敵が目の前に現れたときに、生きるために取る行動は「戦う」か「逃げる」かの2つです。
緊張すると、
・身体がカチコチに固まってしまうことはありませんか?
・声が出にくくなることはありませんか?
・手足が震えることはありませんか?
・手足が冷たくなることはありませんか?
戦うときには、筋肉を固くすることで戦う準備をすると、身体が固まり、声が出にくくなります。
手足が傷ついても大量の出血を防ぎ内蔵を守るため、心臓に血液を集中させるので、手足に血液が少なくなり、震えや冷えが起こります。
緊張すると、
・手足に汗をかくことはありませんか?
逃げるときには、木を伝って逃げるので、木をつかみやすいように手足がしめるのです。
まだまだ、色々な反応があります。それは身体が正常に反応している証拠です。
現れた緊張に意識を集中すると、いつまでも緊張状態は続きます。
緊張状態の自分に意識が向いてしまう方は、自分がどう見られているか、自分を良く見せたいなど、自己顕示欲が強い傾向があるかもしれません。
プレゼンテーションの主語を自分ではなく、相手にすることで、説明に集中でき、より相手に内容が伝わります。自分軸から相手軸に変えるのがポイントです。
緊張は悪いものだけではありません。
「緊張感がない人」と「緊張感がある人」のどちらの話をあなたは信じますか?
緊張感があるからこそ、相手を納得させることができるのです。
・緊張すると現れるあなたの身体の反応は?
このコラムの執筆専門家
- 吉武 利恵
- (東京都 / 人の印象の専門家)
- リリア株式会社 代表取締役
人と人のコミュニケーションに欠かせない印象マネジメント
イメージコンサルティング、コーチング、カウンセリング、の技術を習得後、自身のブランディングの効果を元に、人の印象の専門家として、人のポテンシャルを最大化させる「印象マネジメント」を体系化し、企業向け、個人向けサービスとして現在展開中。
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