- 久保田 正広
- 株式会社 FPバンク 代表取締役
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:住宅資金・住宅ローン
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
- 伊藤 誠
- (ファイナンシャルプランナー)
これ以上下げるのは…
不況が続いて収入が減ったという話をよく耳にします。そうすると”節約”しなくてはということになって、真っ先に狙われるのがお父さんのお小遣い。でも確か去年も下げたはず。
これ以上下げるのはちょっと・・・と思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。千葉県にお住まいのMさん(37歳)もその一人です。
昨年の夏からボーナスが減りました。先日はついにカードローンにも手を出してしまいました。今の生活を劇的に変えたい。お金の心配するのはもうたくさん。そうだ、住宅ローンの切り替えでなんとか利息を減らせないだろうか?
淡い期待を抱きながら、結局今まで何もやってこなかった。そのうち、そのうちって言っている間に固定期間の5年が過ぎようとしていました。
でも、住宅ローンは相当低い金利で借りたはず。それでも借り換えって効果あるのかなあ?といざやろうと思うと、こんな疑問も湧いてきました。
では、はっきり申し上げます。単に借り換えをするだけではその効果は限定的です。確かにうまくいけば数百万円のコスト削減になる場合もあるでしょう。
しかし、この不況による収入の減少と少子高齢化による社会保障の負担増は私たちの暮らしに想像以上の影響を与えています。(これについては次回詳しくお伝えしますね)
この事を考えると住宅ローン借り換えランキング1位の銀行を調べて、単に借り換えをするだけでは家計改善の効果は限定的と言わざるを得ません。
ではどうすればいいのでしょうか?
他に何か節約はあるのでしょうか?震災以後節電は既にやっているし、やっぱりお小遣い減らすしかないかなあ、と聞こえてきそうです。
ではお待たせしました。今の時代に最も効果の高い家計改善策、それは次の3つです。
1.住宅ローンの借り換え
2.住宅ローンの繰上返済
3.生命保険の見直し
これを私は家計改善の「三種の神器」と呼んでいます。
「繰上返済? やっているよ」 「保険の見直しも去年やった」 そんな方が借り換えはまだやってないのだけど・・・と言ってご相談にいらっしゃいます。
でも、ふたを開けてみると繰上返済も保険の見直しもまだまだ不十分という方がほとんどです。
さて、この三種の神器、よくみると二つは住宅ローンがらみですよね。そうです、見方をかえれば住宅ローンを組んでいるからこそできる技が含まれています。賃貸の人は繰上返済ってできませんよね。
では、この三種の神器って全てやったらどのくらい効果があるのでしょうか?正解はありませんが、私の経験から言って、平均でもひとつ数百万円×3で1000万円以上の効果はあると言えます。
老後資金は自助努力で3000万円貯蓄しましょうなんてよく言われますが、三種の神器をフル活用すれば大きく前進します。
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「住宅ローン借り換え成功物語」
http://fpbank.co.jp/lp/lp1.html
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