ハーブの生活スタイル
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こんにちは。
8月は教室は、お休みをいただき、ボランティアロードの時間を過ごしてきました。
9月は教室も始まり、毎日パンと料理の幸せの香りを楽しんでおります。
さて、コラムもそろそろ開始しましょう!
今回から、ハーブの育て方についてお話しをしていきたいと思います。
皆さんが育てたいハーブ、今まで何度も失敗したわ・・・こんな経験ありませんか?
私も良く失敗してきました。シソは、なぜか、毎年失敗してきました。
でもバジルは、毎年元気を提供してくれます。
ハーブの持つかぐわしい香りや様々な花色などその持ち味を十分に発揮できるように、ハーブが成長できる環境を作ってあげることも育てる上での大事なポイントです。
ハーブの環境は、3つのスタイルに分かれます。
1、気候型
地中海沿岸タイプ・・冬暖かく7~8度 夏涼しく20~25度、日本の夏を嫌います・・代表的な植物オリーブ
ヨーロッパ中緯度地帯タイプ・・夏涼しく湿度高い・この地方のハーブは寒さに強く日本の夏のじめじめした蒸し暑さを嫌います。・・ルバーブ、セルリー、ポップなど
東南アジア&中米タイプ・・スコールがあるため、年間を通して雨が多く、温度が高く日射が豊富なために常緑広葉樹が茂りジャングルのような密林を形成しています。そのため、日本の夏は好みますが、寒さを嫌います。・・バジル、レーモンバーベナ、パイナップルセージなど
2、土の性質
ハーブに適した土づくりの基本
地中海沿岸タイプ・・多くが湿度の少ない石灰岩地帯。反面日本の土地は、土中湿度がとても高く酸性火山灰土という酸性土が大半を占めています。ですから、日本で育てるときは、石灰を施して酸性土を中和してさらにリン酸を施す必要があります。
一般的にハーブ用土といわれるものを利用すると良いでしょう。
また、土は、蒸すなどの消毒も必要です。一年に一度、蒸し器で布に包んだ布で消毒をするもの再利用するのに、効果的です。(ベランダで少量の土を楽しむ場合)
3、生活型
今更聞けない生活型。
私は、ハーブの勉強をするまで、一年草、二年草、多年草の意味がはっきり解かりませんでした。そして、その中には、どんな植物があるのかも解かりませんでした。
でも花屋に行っても、「今更、聞けないわ!」って思っていました。
ですから、私とおなじ思いをしたことのある方。。。どうぞ一読下さいませ。
一年草・・・種を蒔いてから一年以内に開花し、かれる生活サイクルのことをいいます。このようなハーブを育てるためには、毎年種をまきます。春蒔きと秋蒔きがあり、春まきが良いものには、バジル・ナスタチウムなどがあります。私の経験では、バジルは秋にまくと、葉がかたくなります。秋まきが良いものには、カモマイル、チャービル、ディルなどがあります。
二年草・・・種を蒔いてから枯死するまでに1年以上~2年以内で終わる生活サイクルの植物のことを言います。通常は、一年草として扱い、ハーブとして利用する場合、毎年種をまいて育てます。
二年草は一年草に比べると少なくなります。パセリがあてはまります。
多年草・・・宿根草ともいいます。一年草のように花が咲いたあと根まで枯れてしまうのではなく根は残って冬越しし、春になって再び生育して花を咲かせる生活サイクルのの植物をいいます。その中には、秋には地上部が枯れて根だけで冬越しするものと、地上部が枯れずに冬越しするものがあります。オレガノ、セージ、ラベンダー、ミント類があります。
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