計画の大きなコンセプトはワンルームながらも緩く領域をつくり、自在にその領域を変化させることだったので、その変換する素材として遮光性のバーティカルブラインドとレース状の柔らかいカーテンを用意しました。
バーティカルブラインドは角度を調整して、閉じたり、開いたりしてプライバシーをコントロールすることができます。
また、カーテンは閉じると柔らかい空間を内包します。
バーティカルブラインドもカーテンもいずれも直接窓に取り付けてひかりをコントロールするのではなく、かといって間仕切りや壁などのように空間を強く固定するのではなく、むしろ空間を自在にコントロールする柔らかい境界をつくり出す素材として使用しています。
このコラムの執筆専門家
- 納谷 学
- (神奈川県 / 建築家)
- 納谷建築設計事務所 主宰
家は住む人のもの。芸術でも、敷居の高いものでもありません
日本の街並み、住環境を豊かな空間に変えたい。建築が出しゃばることなく住む人のための住宅を提案したい。皆さんの家への願いを最短かつ最適に適えたい。だから僕らに遠慮なく何でも話してください。住宅はあなたのものなのですから。※僕が納谷兄弟の兄です
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