- 平岡 美香
- フードコンサルティング株式会社 マーケティングアドバイザー
- 東京都
- マーケティングプランナー
対象:料理・クッキング
- 黄 惠子
- (料理講師)
「日本酒」と聞いて、どのようなイメージが浮かぶでしょうか?
和食店、それも高級なお店ほど豊富な種類を取り揃えていますし、もちろん家庭でも料理酒として活躍しています。
でも、女性から見ると「男性的」、「重い」、「酔いやすい」など、従来はどちらかと言うとマイナスのイメージがありますね。
ところが、最近では蔵元の多くが消費者の嗜好を反映した、女性でも飲みやすい日本酒の製造に力を入れ始めているようです。
参考まで、日本酒のテイスティングで使われている4分類を記載します。
1.薫酒(くんしゅ):香りの高いタイプ
純米大吟醸酒、大吟醸酒、純米吟醸酒、吟醸酒
2.爽酒(そうしゅ):軽快でなめらかなタイプ
生酒、生貯蔵酒、生詰酒、低アルコール酒
3.醇酒(じゅんしゅ):コクのあるタイプ
純米酒、本醸造酒
4.熟酒(じゅくしゅ):いわゆる熟成タイプ
古酒、秘蔵酒、長期熟成酒
この豊富な日本酒について、消費者が日本酒をもっと楽しんでいただくことを目的に設立されたのが「日本酒検定」です。
「日本酒検定」は、入門編となる5級から始まり、最上位の1級まで用意されています。また、各級には「徳」、「仁」、「礼」など、日本酒が国内に広まったとされる飛鳥時代の「冠位十二階」を階級名に置換えて、分かりやすく表示しています。
出題内容としては、「日本酒の歴史、文化」から始まり、「日本酒の造り方」、「日本酒のモラル・マナー」、「日本酒の楽しみ方」、「日本酒の雑学」まで、広く日本酒に関する知識をカバーする、本格的な内容となっています。
日本酒がお好きな方や、飲食関係のお仕事にご興味のある方は、この機会にチャレンジされてみてはいかがでしょうか?
「日本酒検定」は、弊社提携先の「NPO法人FBO(料飲専門家団体連合会)」さんが運営されています。
詳しくは、下記URLをご参照下さい。
「日本酒検定について」
http://www.sakejapan.com/index.php?option=com_content&view=article&id=295
また、「きき酒師」という、日本酒のソムリエとも言うべきプロ向けの資格もありますので、「日本酒検定」と併せて学ばれてみてはいかがでしょうか。
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