- 佐野 明
- VSPファイナンシャル株式会社
- 愛知県
- ファイナンシャルプランナー
対象:生命保険・医療保険
お子様がいらっしゃらないのであれば、あまり大きな死亡保障はあまり必要ありません。
健康なうちに一生涯の医療保険と、万が一亡くなった場合の葬儀代程度の死亡保障だけは、準備したほうがいいと思いますよ。
とりあえず共済で安く、という考えもありますが・・・・
共済の問題点は、医療の保障が一生涯ではありません。
例えば、国民共済の場合、最長85歳まで、伸ばせますが、毎月2500円支払って、入院日額も1000円くらいに下がります。
住宅取得前のとりあえずで、考える場合でも、医療保険は終身の保障があるものを選んだほうがいいです。
医療保険は、健康でないと加入できませんから、とりあえずで国民共済に入っている間に、入院などされたら、内容によっては、もう保険内容は、変更できなくなります。
医療保険は、同じ質問が多いので、このコラムの医療保険グループでまとめました。
よければご参考にしてください。
なぜ終身払いより60歳払込が得なのか?など、いろいろ書いてあります。
死亡保険を積立で考えるか、掛け捨てで考えるかで違います。
1.積立型・・・あんしん生命の長割り終身など、60歳時で解約した時に払った額より多くお金が戻ってくる保険。ただし、保険料の割りに買える死亡保険金の額が少ない。
2.掛け捨て型・・・損保ジャパンひまわり生命など、損保系の収入保障保険などが安いです。タバコを吸わない人は、割引に なったりします。掛け捨てですが、高額な死亡保障を安く作れます。
お子様がいらっしゃらない間は、あまり大きな死亡保険は不要なので、1.のタイプで、まずは最低限の死亡保障を、ご夫婦ともに確保してはいかがでしょうか?(200万円以上)
1.のタイプは、払込満了後に解約した場合は、一生涯で支払った保険料よりも多い金額が戻って来ますので、老後の貯蓄も兼ねてます。
そして、お子様が生まれた後は、2.のタイプで死亡保障を確保してはいかがでしょうか?
住宅取得までは、保険料を抑えて、住宅ローンの頭金にまわしたほうがいいと思います。
住宅ローンを組むと、ローンに保険がついていて、ご主人に万一のことがあると、ローンを一括返済して住宅が家族にのこりますから、死亡保険金も下げれます。その見直しのタイミングで、無理のない保険料の範囲内で、なるだけ1.積立部分を厚くして、足りない保障を2.掛け捨てで補うようにするというのはどうでしょうか?
それぞれ、保険会社のサイトで保険料の試算ができますよ。
1.積立型は、東京海上日動あんしん生命
2.掛け捨て型は、損保ジャパンひまわり生命
もっと利率のいい会社もありますが、保険料の試算ができるので、ご紹介しました。
生命保険について、ブログにまとめましたhttp://fanblogs.jp/hokengakkou/
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